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ダウンロード禁止法
この法案が検討されていたのはみなさんご存知だと思います。しかしこの法案は
あまりにも多くの問題を抱えており、反対の声がかなり大きかったのもあってか今は沈黙を保っています。しかし児童ポルノの単純所持がもし禁止された場合、ダウンロード違法化への道がすんなりと通ってしまう可能性があるのです。

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なぜ「受け手犯罪者化」は問題なのか 児童ポルノ禁止法と著作権法との連結性と監獄社会(1)
なぜ「受け手犯罪者化」は問題なのか 児童ポルノ禁止法と著作権法との連結性と監獄社会(2)

>つまり、「児童ポルノ」というレッテルのもとに、これだけの無茶が行われているのが、児童ポルノ法というわけですが、逆に言えば、「権利侵害の継続=刑事的責任」という児童ポルノ法ロジックは、前述したような何らかの権利の侵害が疑われるような情報には、例外なく被せることができうる性質を持つものです。「まさか」と思われるかも知れませんが、これだけ無茶のある図式が、「児童ポルノ」に関しては違和感なく受け入れられてしまっている現状があるのですから、世論喚起によって、「第二第三の児童ポルノ的コンテンツ」が誕生しても全く不思議ではありません。と、言うよりも実際に、今回こそ阻止することができたものの、米国等で行われているダウンロード違法化などは、コンテンツの権利侵害の継続を、刑事的な責任へと同一化させたものに他ならないわけで、児童ポルノ法の枠内で作られた、「受け手犯罪者化」の「実績」をもとに、再びダウンロード違法化への道筋が立てられることは充分に考えられます。また、著作権関連物ではなくても、何らかの権利の侵害性があり得るようなコンテンツは無数にあるわけで、反発が少ない、うっかり賛成してしまいそうな、マイナスイメージの強い情報から順々に、規制が強化され、情報と刑事的責任の原則が根本から覆されてしまう可能性もかなり高いでしょう。そうなれば、該当するコンテンツの「受け手」の人々までもが、逮捕拘留の危険に晒されることにもなりかねません。

鋭いご指摘です。つまり児童ポルノ単純所持の禁止という「受け手」の規制という口実ができることによって、その他の所持に関するものを規制することができるということです。仮に単純所持が禁止された場合、ダウンロード違法化もすんなりと通ってしまう可能性があります。

しかしこれは残念なことに民主党案が通ってしまってもダウンロード違法化の道は危ういものになると思います。なぜならば、民主党案は無償で取得するものにも罰則を与える案になっているからです。
ダウンロード違法化は「受け手」が無償で取得するものを禁止しようとするものなので、民主党案はばっちりその条件を満たしてしまっていることになります。

民主党はそれを懸念して範囲を限定的なものにしていますが、児童ポルノの定義が18歳という高い年齢は変わらず、三号を廃止したとはいえ、「殊更に強調」というこれまた曖昧な案を出しているからです。(殊更は必要以上にという意味らしいです)

これからどうなるかは誰にも予想できませんが、少なくともこの法案が通ってしまえば、ダウンロード違法化への道は加速するだろうと思っていて下さい。

しかしコメントに書き忘れましたが、よくよく考えてみたら所持って「受け手」になるのですかね?なにに対しての「受け手」になるんでしょう?そう考えてみると与党案はかなりおかしいです。だって与党案は取得は禁じていないのですから。

臨時国会12日召集へ
だそうです。

民主党の渡辺、大江参院議員ら新党結成へ
荒井広幸議員というと、
田中康夫議員を傀儡しようとして、それに失敗して解党宣言(しかし実らず)したというウワサの方ですね。

「Googleストリートビュー」は何が問題か――MIAUがシンポ
一見児童ポルノとは関係がなさそうに見えますが、実は根元では繋がっているかもしれません。「配布されたら一生傷つく」という意味においてですけど。たぶんこれが児童の話になると展開がかわってくるはずです
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ユニセフが想定している児童ポルノ法案には「マンガ・アニメ・コンピューターグラフィックスを規制する」というものがあります。いわゆる創作物の規制ですが、自身のホームページではエセル・クエール博士の文言を引用して自身の主張としています。

>子どもポルノをオンラインで見るということと、(実際の子どもへの)接触犯罪を犯すということとの正確な関係ははっきりしていません(中略)しかし、こうした画像を視聴することと犯罪を犯すこととの相互関係についての調査は、いろいろと試みられています。一例はアメリカのヘルナンデス氏による刑務所内の入所者に関する調査です。それによれば、実際に子どもポルノを受動的に視聴した人の76%が接触犯罪を犯していたというのです。研究の方法論にも違いがあり、調査結果も様々です。例えば、視聴した者の12%が実際の犯罪を犯すというものから、40%が犯すというもの、さらにはヘルナンデス研究におけるように、80%近くが画像を見るだけではあきたらずに子どもに対して接触犯罪を犯したというように幅のある調査結果が出ているのです。

被害者のいない子どもポルノ?より一部引用

更に駐日米国大使館にいらっしゃるスコットハンセン氏はこのように主張しています。

>子どもに性的虐待を行う人間は、現実の子どもの画像と同じように、子どもに対する性的虐待を描いた漫画やアニメなどの虚構の画像を使って自分たちの空想をあおり、現実の子どもに対する欲望をかき立て、子どもたちの性行為に対する抵抗感を弱め、感覚をまひさせ、性行為は楽しくて受け入れられていることだと納得させることで、傷つきやすい子どもたちを教育して性的関係を持とうとします。これは、特に現実の子どもの画像と区別しがたい合成写真やコンピューター・グラフィックス(CG)画像に言えることです。子どもに性的関心を抱きがちな人間が見れば、子どもに対する性的虐待を描いた漫画やアニメさえも、このような関心が正しいものであることを証明し、子どもに対する性的空想を促し、こうした行為を正当化する手立てになりえます。

人身売買―現代版奴隷制度との戦い (第2部)より一部引用

これらに共通するのは「創作物が人の自制心を狂わせ(失わせ)犯罪を行う人間へと変貌させてしまう」というものです。

さて、今審議されている児童ポルノ法案というのは、日本国の法律です。これは日本に住んでるすべての人が対象になります。ということはもちろんこの主張を行っている人も対象に入るわけです。自分たちは関係ないみたいに振舞っていますが、日本に住んでいるのですから関係あるのは当たり前です。(大使館は違います)

もう一度規制推進派の理屈を見てみましょう。「子どもに対する性的虐待を描いた漫画やアニメなどの虚構の画像を使って自分たちの空想をあおり、現実の子どもに対する欲望をかき立て」とありますね。スコットハンセン氏はこの時に犯罪を行う準備ができたとこの時点でおっしゃってるわけですが、これは【人には自制心がない】ということを遠まわしにおっしゃっていることになります。つまり他の動物と同じ【本能】で動いてるとおっしゃっています。ユニセフが自身の理屈として引用しているエセル・クエール博士もその傾向がみられます。

なにが言いたいのかというとこれを法律で改正するということは【日本に住んでいる人達には自制心と言うものが無く本能で生きる動物とまったく変わりがない。野蛮な生き物】と主張しているのと同じことになり、主張している自分も自制心がないと自覚(認識)しているということになります。これはこの理屈を支持している方も対象に入ります。少なくともユニセフが主張している8万人の署名者は「日本人、日本に住んでる者は、自制心が無く本能で生きる動物とまったく変わりがない。野蛮な生き物」と主張していることになり、自らもその対象に入ってることになるわけです。

それはおかしいと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ならなぜ規制推進派は創作物を規制するのでしょうか?もし「多くの人間は自制心がある」と考えているのならば、創作物を規制することはありえません。もっと他のことを模索することでしょう。

規制推進派の理屈がおかしいのはこれだけではありません。エセル・クエール氏や、スコットハンセン氏が行っている研究対象は犯罪者の人達ばかりですが、犯罪者が悪いという理屈になっていないからです。多くの研究結果を見ると【なぜか】創作物が悪いと責任転嫁されています。人間には自制心があるという前提になっていれば創作物が悪いという考えにはならず、犯罪者が悪いということになるはずです。

規制推進派の理屈に賛同することは【自分を含めた日本に住むすべての人達は犯罪者予備軍であり、いつ犯罪を起こしても不思議ではない】と自ら発言していることになります。人間というものが信じられないのであればユニセフに署名するのも悪くないでしょう。しかし私を含めた多くの反対派は人間を信じています。規制推進派は、まずは自分も含めて人間を信じるところから初めてみてはいかがでしょうか?
ITmedia News
米政府、P2Pでの児童ポルノ写真交換容疑で52人を訴追

>米連邦政府とカリフォルニア州政府は8月19日、児童ポルノ写真や動画をP2P経由で交換した容疑で52人を訴追したことを明らかにした。

 米移民税関捜査局(ICE)と米連邦捜査局(FBI)が中心となり、米財務省検察局などほかの機関の協力も得て、特にP2Pユーザーにターゲットを絞って捜査を実施した。P2Pでの児童ポルノ交換に対する大規模な合同捜査はこれが初めてという。

 52人の被告の中には元警察官や弁護士も含まれていた。52人全員が児童ポルノコンテンツ所有の容疑で、中にはそれに加えて児童ポルノ制作や性犯罪者として登録されている最中の犯行など、複数の容疑を掛けられている被告もいるという。


米国では児童ポルノの定義は極めて限定的なものですが、児童ポルノの定義が曖昧で解釈次第によっては広範囲にわたる日本で(実際、インターネットホットラインでは、すべてではありませんが、児童ポルノではないコンテンツを児童ポルノと拡大解釈しています)もし、このような操作が行われた場合、どれだけの逮捕者がでるかは予想できません。ただ、このニュースに出てくる被疑者は文章を読む限り、より悪質なタイプみたいですので、どれも許されるべきではないでしょう。

このニュースで注目すべき点はここでしょう。

>52人の被告の中には元警察官や弁護士も含まれていた。

日本も他人事ではないので肝に銘じておくべきでしょう。日本の警察がECPATや、ユニセフという極めて子供と接触しやすい宗教団体と手を結んでいることは、かなり危険な状態であると見るべきだと思います。特にユニセフは
自らの行為に対してまったく罪の意識がなく、ユニセフと手を結んでいる公明党率いる与党案では性的好奇心を満たす要件が含まれているために、合法的にこれらの行為が行えることを考えますと、公的な機関ですでに犯罪行為を行っている可能性がないとも言いきれません。日本での操作を、仮に行うことがあるのだとしたらこういう不安要素をすべて取り除いてから行わなくてはいけないでしょう。そうじゃないと、公的な犯罪機関が犯罪者を取り締まることになってしまうのですから。

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日本ユニセフ協会の「なくそう!子どもポルノ」には未成年へポルノを閲覧させる連中が参加している
まいまいクラブ
「子どもとゲーム」連載し感じたこと=三木陽介(東京社会部)

一見もっともらしい記事ですが、記者自身が悪影響前提で話してるあたり(このシリーズの連載も悪影響前提で組んでいます)信用するに値しません。

表現規制のしくみ
規制派の嘘:ニセ科学が元凶であることについて 1

こちらですべて説明が尽きますが、それではかわいそうなので、私からも少し違ったツッコミをしようと思います。

この記者は、もっともらしく見せる為に、まずは自分を信用させる所からはじめています。

>36歳の私は、小中学生の時はファミコンがある友人の家に入り浸った

これはさも自分がゲームをやっていた世代であることを主張し、相手に「ああ、この記者は、そのあたりのなにも知らない記者とは違うな」と思わせる所にあります。実はこれ訪問販売や勧誘等のテクニックです(笑)。皆様も経験はございませんか? 「実は私もこの商品を使ってまして」というセリフ。たとえば執拗に勧誘してくる原画展等で「私もローンで買いましてね。ローンなら毎月支払う金額も少なくてすみますよ。」というセリフ。

自分を信用させることによって、自分の理論を通しやすくするテクニックですが、この記者はあまり得意ではないようです。すぐにボロが出てきます。

>それでも取材を機に、人気の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を買ってみた。
結果、見事に引き込まれた。謎を解きながら進む冒険ゲームは、操作は画面を直接さすだけ。高画質、高音質。味のあるストーリーと謎が解けた時の快感で、深夜に仕事から帰った後、寝る時間を削ってまで楽しんでしまった。電車の中でも、ついDSを開いた。子どもたちが夢中になるのも分かる気がした。


え?ゲームやってたんじゃ・・・ それともそれだけ熱中できるものがなかったんですか?そうじゃないですよね?

>半面、恐ろしさも感じた。あっという間に時間がたつ。「はまるように作っている」。あるゲーム会社社長の言葉である。作り手側は、ストーリーの展開からキャラクターの細かい動きまで、はまる「ツボ」を押さえているというから、当然かもしれない。

あとでツッコミが入らないように、「はまる「ツボ」を押さえているというから、当然かもしれない。」と書いています。たぶん「はまる」ということを強調したかったのでしょう。これも意図的な情報の刷り込みですね。あとゲーム会社が「はまる」ように作るのは当たり前です。だって売れる為前提っていうのもありますが、「リピートがつくように」作っているのですから(笑)

新聞だって同じでしょう?「はまる」ように書かないと、次買ってくれませんしね。どの意見に依存するのかは個々様々ですが・・・

>過去、少年事件などで取りざたされたゲームソフトの映像も見た。映像技術の進歩でリアルさが増し、業界の人でさえ「自分の子にはやらせたくない」と言うほど残虐なものもあった。

それはプレイさせたい対象年齢が違うからではないでしょうか? たとえば18禁ゲームの製作者が「自分の子供にはやらせたくない」って言うのと同じだと思います。

>病院で銃を乱射する。車で警察官をひき殺す。剣で次々と切りつける。

タイトル名をお願い致します。

>それ以上にショックだったのは、こうしたゲームを「何とも思わない」「『殺し』(のゲーム)も面白い」と平然とプレーしている小中学生がいたことだった。
虚構と現実を区別できてるのですね。すばらしいと思います。

>子どもの世界に限れば、期待できる状況も生まれつつある。携帯電話やゲームなど多様化するメディアとのかかわり方を教える学校も出てきたからだ。こうした試みは、メディアリテラシー教育と呼ばれる。ただ、メディアの出現と普及のスピードに比べ、取り組みはあまり進んでいない。10年前から小中学校でリテラシー教育を実践する藤川大祐・千葉大准教授(教育方法学)は「ゲームや携帯電話は基本的に家庭が与えるもの。だから、学校で教育する必要性を理解されにくい状況にある」と話す。

藤川大祐氏は
こんなことも仰ってるわけですが、それについてはどう思われているのでしょう?

>ゲームは日々進化している。しかし残念ながら、ゲームに対する価値観のギャップは広がる一方に見える。世代による考え方の違いと言っていいかもしれない。

ゲームに対する価値観のギャップが広がる原因の一つは、まちがいなくあなた方にあるのだと思いますが・・・ 自覚がないのですね。ご自分でも「世代による考え方の違い」と仰ってるのに。でもこれも中らずと雖も遠からず と思い勝ちですが、その世代でも規制したいと考えてる人はいます。結局は個人の価値観に委ねられるのではないでしょうか?[毎日記者も含めて(笑)]

良いコメントがありましたのでご紹介したいと思います。

>記者は「子供に遊ばせたくないゲーム」が存在することを「業界の人でさえ」と言う言葉を付けることによってことさら強調しているが、では「貴方は貴方の子供に毎日新聞の隅から隅まで安心して見せることができるのか?」と問いたい。

小説・テレビ・映画・音楽・新聞、どんな娯楽/メディアにだって「子供に見せたくない/聞かせたくない」部分はあるはず。幅広い年代の人々が楽しむ娯楽/メディアの中に「大人向け」のものが存在するのは当然のことである。

ゲームにだけはそういう部分が有ることを否定的に論評するということからは、「ゲーム=子供のためのもの」との先入観を持っているのではないかと考える。

その認識があるうちは、ゲームについて的確な論評をするのは無理ではないかと思う。


HN hiroさんから引用しました。


ちなみに相手に信用してもらう為に自分を信用させる行為自体は別に悪いことでもなんでもないです。ただ、プロパガンダと詐欺行為に使用するのはやめましょう。


関連記事
ネットはリアルと変わらない有益かつ危険なもの
どうやら、共謀罪を推進したいお考えの方のようです。

ネットでうだうだ言う人の二面性にジャーナリスト疑問
とりあえず、ブログですらないメッセンジャーの一言を取り上げてそれを批判する記事を書いたアメーバーニュースもすごいですが、津田氏のことをジャーナリスト疑問等と仰るのであれば、この毎日記者の位置づけはどうなるんだと思いますね。

H-Yamaguchi.net
人身売買の話はさ、毎日を叩いてすむ問題じゃないんだよ
米州機構が公表した公式書類「日本への人身売買の報告書」で毎日の公式サイトに掲載されたあの記事をもとにしていることが発覚と書いてあったが、それは違うよという記事です。

なるほど確かにライアンコネル氏の一文を引用したというその一点だけはそうだなと思う所はあるのですが、しかしソース先の一部がちょっと・・・ いやこういう所にしかデーターがないのは分かってはいるんですけどね。

2008年人身売買報告書(抜粋)
女性の家HELP

とりあえず乾いた笑いが出てくるのは私だけではないはずです。ちょっと長いですけど山口氏の文章を引用しますと、

>この報告書は各国をTier 1、Tier 2、Tier 2 Watch List、Tier 3の4段階に分類してるんだが(なんか上から目線だがまあ基本的にこういう態度だなこの国は)、日本はこの中で上から2番目の「Tier2」。Tier 1というのは、人身売買被害者保護法(TVPA: TRAFFICKING VICTIMS PROTECTION ACT)に定める人身売買廃絶のために政府が果たすべき最低条件(報告書の284ページ以下に出てる)を満たしてる国、Tier 2はまだ不充分だが満たそうと真剣に努力してる国だ。満たしてなくて努力もしてないとTier 3になる。Watch Listというのは、悪化の気配があるとかで要注意の国。Tier 1の国は29カ国。英国とかフランスとかドイツとかのいわゆる先進国が多い。オーストラリアとか韓国とかもTier 1に入ってるぞ。Tier 2は66カ国。日本のほか、ブラジル、インドネシア、タイとか。アイルランドも。日本は2004年にTier 2 Watch Listに落ちたことがあるが、基本的に2001年からずっとTier 2のまま。努力は認めるけどさってわけ。

日本はずっとTier 2らしいですが、それもそのはず。その要求してくる条件が、

>児童買春・児童ポルノ処罰法を改正して、児童ポルノの所持を刑事罰の対象とする。

>日本の法律は児童ポルノの所持を刑事罰の対象としておらず、このことが、児童の商業的な性的搾取と児童買春ツアーの需要を引き続き生んでいる。


ほかにもいっぱい書いてありますが、とりあえずここだけ引用してみました。他にもたびたび文章の中で出てくるNGO団体というのは、まあアレのことなんじゃないかと思いますが、そりゃその団体のことをいちいち鵜呑みにしていたら、そんな見解にもなってしまいますよね。

>日本の当局によって人身売買被害者と認知され支援を受けた人の数は、2年連続して減少している。しかし、被害者ホットラインへの電話と被害者への聞き取りに基づき、実際の被害者数は政府の統計を上回る、と非政府組織(NGO)や研究者は考えている。認知された被害者の減少は、警察による主要都市での歓楽街の取り締まりにより、地下に潜る性風俗業が増えていることから、捜査が困難になったため、という意見もある。このように法執行当局からの圧力が強まったことで、明らかな売春業は撲滅され、性風俗業の多くは、見え透いてはいるが、売春を「デリバリー・ヘルス」(エスコート)業と偽らざるを得なくなった。

いや、よく分かってるじゃないですか? しかしここから先の学習能力が全く無いのがつらい所です。同じように山口氏も、

>人身売買に関して、規制を厳しくすればいい、というのはある面ではそうなんだろうが、必ずしも「決定打」にはならない。問題を地下に潜らせればかえって深刻化するおそれが強いからだ。そこが難しいわけで。

と仰るように規制を厳しくすれば、地下に潜ってしまうのはあたりまえなわけでして。もちろん人身売買の問題を軽視してるわけじゃないんですけど、なんというか問題の趣旨を読み間違えてるような気がします。もちろんそんな原因をつくっているのは、ECPATやユニセフであり、竹花であったり、ホットラインであったりするわけですね。まずなによりこの方たちは、労働問題から考えていませんよね。とりあえず目の前から消えてくれればいいと思ってるだけですから。

ただ、この日本語訳は「抜粋」って書いてありますから、英文はちと違うかもしれないですね。

女性の家HELPのほうは、

怪しい団体たち
「人身売買受け入れ大国ニッポンの責任」
【長野の外国人 NOビザ≠NO人権】(下)コンドーム嫌う日本人客
児童買春等禁止法改正に関する要望書
呼びかけ団体・呼びかけ人


とりあえずノーコメント(笑)。

日本はHIV感染者が増加している唯一の先進国か

とりあえず規制推進派にいいたいことは問題の本質を見極めないとエラいことになっちゃうよってことです。実際救われていない人がいますしね。
政治利用しているひどい団体もいるわけですが・・・

ところで、山口氏のことなんですけど、けっこういいこと書いてます。

最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか

とりあえずテレビの影響力を無視して、ゲームあるいはマンガ等の影響を必死に導き出そうとしているマスコミや自称社会学者や評論家たちは滑稽に見えてしょうがありません。もちろん分かってて批判している人もいるとは思いますが、それにしてもここでも乾いた笑いがでてきてしょうがありません。

とりあえずなにが滑稽かって、あるある大辞典等のような例を見ているのにもかかわらず、あいかわらず、ゲーム、マンガの影響力を重視している点です。健康の番組でこれが体に良いと紹介されたらどうなるか知っていますか? おいしい外食店が紹介されたらどうなるか知っていますか?

少し前まで働いていたお店に、
ちちんぷいぷいが取材に来たことがありました。今流行ってるカードゲームを特集するとのことでうちのお店に取材しにきたんですけど、うちはどっちかというとそのカードゲームは専門ではなかったので、「専門店がありますので、そちらで取材されてはいかがでしょうか?】と言ったのですけど、「できたら、ここで取材させていただけませんか?」とお願いされたので、とりあえず取材に応じることになりました。

まあ、ここまではいいのですけど、その特集がテレビに流れた次の日どうなったか分かりますか?いやほんとにビックリしましたよ。朝から人で店内がいっぱいになってしまいました。たぶん普段の10倍、いやもっといたかもしれません。平日にですよ?そもそもうちはそんなに有名店ではないはずで、さらに専門店が別にあるのに、この人数です。

この時に改めて「テレビというのは凄まじい影響力があるな」とつくづく思い知らされました。もちろんちちんぷいぷいが人気番組であるのも理由の一つかもしれませんが・・・(ちなみにこの話は約8年ぐらい前の話です)

このように実際自分で体験しているからこそ、テレビの影響というのはマンガや、ゲームなんかとは比較にならないぐらい影響力のあるものだと思っています。

まあ、それでも昔はテレビでの悪影響なんかも言われていたんですけどね。とりあえず今の現状は、ダブルスタンダートといわれてもおかしくないような気がします。

>あと、「世間を騒がせたかった」という犯人の供述がよくあるが、騒ぐのはマスメディアなわけで、そうなると犯罪者の欲望充足の片棒を担いでいることにはならないのか。特に情報バラエティ番組の人たちは真剣に考えていただきたい。

山口氏の指摘はごもっともです。このようなことを全く無視して、あのような態度にでるからこそ毎日新聞問題が騒がれているんじゃないかと思います。まあ毎日の場合は少し複雑ですけど。

毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始します

言ってることは理解できますが、キャンペーンをはじめる時点で毎日新聞を不問にすると言ってるようなもんだと思いますが・・・ 右翼を批判するだけでいいのではないですか?大手新聞社が大嘘を撒き散らしていたのは事実なわけでして・・・ まあ私はどっちでもいいんですけどね。私はユニセフの態度に怒ってるだけですので。

毎日新聞社内で何が起きているのか(下)

ネット君臨派は、どうやら筋金入りの方たちみたいで。まあ、まいまいクラブの特集であれだけネットに対して批判的な文章を書き続けている人達ですから、これぐらいはあたりまえですかね。日本ユニセフもしっかりかかわっていましたし。アグネスさんはインタビューまで受けてましたからね。反対意見もけっこう、というか8割ぐらいはあったと思いますけど、全て無視でしたし(笑)あれほど偏った特集を組むめるのもすごい才能だなと純粋に感心しましたね。

WaiWai騒動後に想像力を働かせる時期

これは難しいですよね。手を抜くとやられるぞっていう意見もあるわけですし。早川議員のようにマスコミの報道にはうんざりしている議員さんもいらっしゃるように、なかなかその動きまで発展するのは難しいのではなかろうかとか思っちゃったりするわけですが、うーん。やっぱユニセフ?タッグを組むとしたらユニセフとか竹花とか、別所とかですかね?というかすでにネット君臨で組んでますけど(笑)
日本ユニセフ協会から、WEB署名への参加の呼び掛けの協力依頼

青少年育成連合会
WEB署名への参加の呼び掛けの協力依頼
>青少年育成連合会も、児童買春・児童ポルノ等禁止法について、活動を強化しているところであります。当連合会としても、日本ユニセフ協会に協力したいと思いますので下記をご参照のうえ、署名への参加をお願いします。

青少年育成連合会からの訴え!

>俺は言いたい
今の子供社会の崩壊全ては、大人の無関心に、大きな原因がある。
その原因とは何か


1、町のいたる所に、少女の過激な性描写を掲載した漫画や、アダルト雑誌が溢れている。急ぎ自治体は監視規制し撤去せよ

2、出会い系サイトで、児童買春の犯罪者に対しては、重い実刑にせよ

3、教職員のワイセツ行為の急増、不祥事を起こした教職員に対して、氏名の公表直ぐに懲戒免職とせよ

4、親は、子供に対しての躾の大切さ、特に物事の善悪を、子供が一定の年齢になるまで、しっかり教えてやる事が、親の大切な責任だ

5、青少年に悪影響を与えるTV番組は、けんもん、放映禁止をせよ

6、学校や親は、子供のいじめ社会のルールを俺が教えてやるよまず不当な金銭要求は、恐喝、強要といった犯罪行為、殴ったり蹴ったりすれば、暴行罪。
怪我をさせれば、傷害罪。身体的特徴をからかったりする行為は、侮辱罪や名誉毀損罪だこれは逮捕されてもおかしくない犯罪行為だ警察はどんどん取り締まれ

7、学校は、日本人の誇りや自信を失うような教育をするな!だから、こんな品格の無い国になったのだまだまだあるが、次にしよう。


20余年の歴史のある青少年育成連合会【いじめ相談,いじめ問題,いじめ対策,いじめ解決,ストーカー問題】

大和魂が社会を斬る!!
永年いじめ問題を中心に活動を行ってきた青少年育成連合会の事務局長が、日本の政治・教育・事件を中心に辛口の論評をお届けします

私達、青少年育成連合会は、あなたの身の危険を事前に解消するための行動を主たる活動にしています。いじめなどで悩んでいる方については、いじめをする者に適切な最大限の力でやめさせます。

物凄いSEX描写の少女コミックから、子供たちをどう守るか?

インターネットという、新たな社会・・・
その為に、子どもの周りには、いかがわしい出会い系サイト、児童ポルノ・薬物情報・自殺勧誘・援交・ネットいじめなど膨大な数のオンパレード・・・
それにコンビニや、書店にもポルノコミックや、H雑誌が並び、何の規制も受けずに溢れ、TV番組においても、性や暴力を扱う番組も少なくない。
しかし、海外ではその点、厳格に規制が全てにわたって、厳しく監視されているのに、日本では、規制はほとんど野放し状態。
その為に、被害者の殆どは子ども達だ!
また被害者の9割は、十八歳未満の少女・・・
その少女達の97%が、携帯電話からのサイトの利用。
それも、最近特に小学生まで、汚染されている現実をどれだけの教育界だけではなく、政治家の皆さんが知っているのか?
多分、殆ど現実を知らないと思っている。
俺の話が、オーバーと感じるならば、1回でもいいから子どもの読んでいる少女コミックを、見ていただきたい。
多分、こんなひどい雑誌を子ども達が読んでいる事に、驚くだろう。
やはり、多くの親御さん達も子ども社会に対して、関心を持って頂きたい。
多分、今まで関心を持っていたならば、こんな社会になっているはずがない。
俺は、多くの関係者に要望する!
益々、だらしのない「ていたらく」の人間に成り下がった、この日本を再生する努力をしてくれ!
今や表現の自由の名の下に・・・
子ども達を、大人の性欲の対象にしている、なんでもありの社会を、徹底的に法律で取り締まって規制してくれ!
いちいち、反対意見などを聞く必要がない!
特に政治家は、それだけの勇気を持って、事にあたってくれ!
今後、子ども達に対しての、売春行為・ワイセツ画像の販売・児童ポルノ法違反・青少年保護条例違反などに対しては、罰金無しの実刑とする為の厳しい法律を、作ってもらいたい。


青少年育成連合会 20年以上の活動経験からすべてを発信
子供のいじめ問題・日本人の心・日本の未来についての警鐘


北朝鮮並みの暴力列島と化しつつある日本:8・9長崎原爆祈念日に右翼街宣車が全国から200台結集

>■「全国青少年健全育成会」@山口組 「東京アウトローズ」2004年8月1日から

...警視庁は、「全国青少年健全育成会」なる団体の動向に注目している。...現在、総裁には皇族〔伏見宮博明〕を戴き、特別顧問にはアントニオ猪木、朝堂院大覚(松浦良佑氏)が就いているが、設立時、同団体総裁に就任していたのは政財界出版(当時は政界出版)代表の恩田貢氏だった。...同団体を恩田貢氏と共に設立したのが他ならぬ、山口組英〔はなぶさ〕組の英五郎組長その人だったのだ。そのため、当局は同団体は「恩田と英組が仕事をするための隠れ蓑として設立した」と見ている。

大阪府は保坂展人衆院議員が「青少年戒厳令の夜」と呼ぶほどに厳しい青少年の夜間徘徊を禁止する条例を持っているが,夜の街をそれほど危険な場所にした張本人である広域暴力団の親玉が青少年を健全に育成する会の設立者を兼ねるというのだから驚きだ.


カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記
「健全育成」と広域暴力団・山口組

風に吹かれてすっ飛んで ノノ(ノ`Д´)ノ  ネタ帳
創価・統一関連

ここのところまた更新が遅くなってしまって申し訳ありません。色々あって自宅にまともに帰れていない状態です。国家権力に拘束されたとかそういうわけではないので安心して下さい。 コミックマーケットが理由でもありません残念なことに(^^;

理由は申し訳ありませんが、ここではあまり言いたくありません。※

あと一GT掲示板参加者さんという方が以下の記事のコメント欄にて当ブログで以前取り上げた問題に関連した情報を提供されています。いずれも貴重な情報ですので目を通されることをおすすめいたします。

王様を欲しがったカエル
表現規制反対運動・署名活動のお知らせ(渇いた笑いネタ付き)

氏はこのほかにも貴重な情報を提供して頂けるので鳥山氏のブログに行くときは必ずチェックしてみましょう。
コミックマーケットにて署名ブースが設置されているのですが、私も署名はもうしてしまいましたので挨拶ぐらいは交わしたかったですね。しかし住まいが東京から遠く離れていますので行くだけでも大変です。

更新の話に戻りますが、次の更新はまた少し遅れてしまうと思います。申し訳ありませんがみなさまには、ご理解いただければ幸いです。




※続きが書かれていましたが削除しました。すいません ほんとに。

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警察庁「総合セキュリティ対策会議」、児童ポルノを検討課題に

>被写体となった児童に回復不能な被害を与え、児童の性の商品化の風潮を助長する深刻な問題を生じさせるものであることから

児童の性の商品化の風潮を助長するって書いていることが理解できません。じゃあ成人の殺人やレイプ描写は深刻な問題でもないし、風潮を助長させてもいいのですね?ちなみに児童自身が自分を撮って児童ポルノで捕まってる事実がまったく無視されていますね。 ほんと規制推進派のテンプレは分かりやすいですわ。

毎日新聞の低俗記事問題、社内調査報告書は虚偽の疑い
毎日新聞、反発を受けて「毎日jp」の閉鎖を検討

ほんとにありえませんね、この会社。まったく呆れ果てるばかりです。 毎日関連はヒマが出来たら、カテゴリー毎日関連にまとめます。

あとトラックバック先のブログ検索リンク?からおもしろい記事を見つけました。

2008.08.10 児童ポルノ被害が過去最悪  …それでも、児童ポルノ所持規制に強力に反対する法政大学准教授!

なるほど。単純所持宣言ってこういう見方もできるんですね。そしてこういう所から差別というのは広がっていくのですかね?そのすばらしく穿った見方に脱帽です。すばらしい経歴をお持ちなのにもったいないとしかいいようがありません。

この方に限りませんが、日頃ほんとにりっぱな事を話されているのに、子供や性の話になると途端に議論が幼稚になってしまう方はかなりの割合でいらっしゃいます。そんなに性というものが怖いですか?そんなに子供のことが信用できませんか?法律で改正しなければならないほど、小児性愛者が怖いですか?オタクが怖いですか?アキバ系が怖いですか?怖いから理解しようともしませんか?怖いから差別しようとしているのですか?怖いから犯罪者に仕立てあげようとしているのですか?単純所持を禁止しても自己の性的好奇心を満たす要件が含まれていれば、狙われるのは一般市民の小児性愛者だけなんですけどね。つまりジャーナリストやら国の公認の機関や国が認めた機関等は含まれないんですよ。更に単純所持の禁止は犯罪者たち(犯罪を行った者たち)にも恩恵が与えられます。この意味分かります?

J-CASTニュース
高橋名人 「何でもかんでもTVゲームのせいにしやがって」

>「TVゲーム、アニメ、フィギュアなどをひとくくりにして『秋葉原』とイコールにするのはどうなんでしょう?
『フィギュア』と言えば済むものを。『秋葉原系の』と言わなければいけない理由がわかりません。
全てを含めて、蔑視扱いされているようで、とても腹が立ちました」
また、何かしらの事件があると、「TVゲーム」や「ビデオ」「アニメ」の影響だとする報道には、常々疑問を感じていたという。

「私もTVゲームの業界にいるので、『何でもかんでもTVゲームの性(原文ママ)にしやがって』という、気持ちをずっと持っています」
TVゲームは、楽しい遊びでなければいけない、というのが高橋さんの考えだ。人間が人間を攻撃しない、そんなゲームを望んでいる。


【人間が人間を攻撃しない】 規制推進派がこの意味に気づくのはいつになることでしょう。
表現弾圧 | 2008/08/10(日) 20:54
すいません。いそがしくてなかなか更新できません。皆様にはご迷惑をおかけします。

崎山伸夫のBlog
フィルタリングって文化戦争の一環なんだよね
URLフィルタリングによって生じうるセキュリティの問題

コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ
↑どうやらこのサイトが

■確認したURL http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74Oshirase.html
■分類結果 大カテゴリ 成人嗜好
小カテゴリ 文章による性的表現


↑8月10日 19時19分 現在

になっているみたいです。崎山氏はこれには
重大な問題があると言って、訂正依頼を送っています。

しかし
コミックマーケットの公式サイトは、見ていただいたら分かるように、連絡事項や注意事項が書いてあるだけなのですが、なぜか成人嗜好に区分けされています。しかも文章による性的表現ってどこにあるんですか? 崎山氏によれば、

消費日記@はてなで、他の同人誌販売店や即売会も性風俗や成人嗜好と分類されていて、どうやらこの分類はアクシデントではなく方針のようにもみえる(ただし、消費日記@はてなで調査されたもののうち、同人誌販売店については、とくに通販の部分ではURL の階層で18禁とそれ以外を分けることができていないようだ。確認ボタンをクリックすると Cookie で状態保持とか、URLのqueryの引数で区別とか。COMITIAは通販部分だけカテゴリを分けられるはずだが区別されていない)。なんでこんなことになってるんでしょうね。

とあります。

しかしこれはおそろしいですね。なにが恐ろしいって、その情報の導く先(末端)が全体の中の一部の成人嗜好なのだと(勝手に予想)したら、たとえ情報それ自体が成人嗜好の情報でなくともすべてまるごと規制するという理屈になるからです。

今回のコミックマーケットの場合は、全体の一部のリアル(ここでは現実という意味)での成人向きの情報(成人嗜好という末端)が含まれていることに対して、バーチャル(ここでは仮想という意味)での成人嗜好ではない情報を含めてすべて規制するということになります。とりあえず虚構と現実の区別がついていないのはネットスターのほうだと主張することもできるわけですが、それはおいといて、これは多いに疑問があります。コミックマーケットの例で言うと、多くの全年齢向きを対象にしてる方々はネットスターによって、成人嗜好と区分けされてしまうことになるのですから。

さらにこれは子供の知る権利にも違反していると言わざるを得ないでしょう。情報それ自体が違法もしくは有害情報ではない限り、規制するべきではありません。

画チャンネルの管理人が逮捕された時に警察の方(検察だったかもしれません)にこんなことを言われたみたいです。「悪性プログラム等で違法情報が書き込まれたとしてもそれを完璧に管理できなければその掲示板はその時点で違法になる」と。

どうやらウイルスによる管理人の被害等の情状酌量の余地はないみたいです。ならば、ネットスターが完璧に情報を区分けすることができなければ、たとえ知識がないという理由だとしても、フィルタリングの規制をやめたほうがいいのではないでしょうか?明らかに今のままでは色んな人に迷惑が掛かっています。知る権利にも違法スレスレなのではないでしょうか?ネットスターは即刻区分けをやめるべきか、
なんとか博物館からの情報提供を断るべきだと思います。

>7月以来ネット等でのコミックマーケットへの脅迫行為が複数ありました。

コミックマーケットへの脅迫行為って
これのことですか?いや日付的にもピッタリですし。

青少年ネット規制法成立で終わらないコンテンツ規制を巡る攻防
青少年ネット規制法はまだ終わってないよというお話です。私も終わったと思っていたので気を引き締める必要があります。

毎日新聞社内で何が起きているのか(上)
これはぜひ読んでいただきたいです。どうやら毎日社内で対立しているらしいです。ネットイナゴやら、燃料投下がブーム(笑)のようです。
湯偽不さんの情報です。

崎山伸夫のBlog
日本における政治的フィルタリングの例

なんと
創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志は、カテゴリー付けされていて、日本ユニセフ協会の実在の児童を被写体としない「子どもポルノ」の違法化と児童ポルノの単純所持処罰を求める署名運動サイトはカテゴリー付けされていないということになってるみたいです。同じ署名サイトなのに。これは明らかにおかしいですね。

と思ったらここが関係しておりました(湯偽不さん情報ありがとうございました)

インターネット博物館
>ネットスター株式会社に有害サイトデータの情報提供を開始しました。

>◆友好団体ご紹介

財団法人インターネット協会

ECPAT/ストップ子ども買春の会

アジアの女性と子どもネットワーク

日本メディアリテラシー教育推進機構

ポルノ・買春問題研究会

NPO法人CAPかながわ

財団法人日本ユニセフ協会


なんだ、ここが情報提供を開始したからカテゴリー付けされたのか。などと安心してはいけません。その理由はこちら。

会社データ

>参加団体

財団法人インターネット協会
社団法人日本インターネットプロバイダー協会
ICAP Forum
日本複合カフェ協会


つながっているのがよく分かりますね(笑)

しかしネットスターに情報提供をしたインターネット博物館ですが、みればみるほど怪しいです。たとえば

>インターネット博物館はインターネット社会を総合的に研究しているサイトです。

といっておきながらサイト内を閲覧してみるとインターネットのデメリットだと思われる情報しかありません。しかもインターネットホットラインの通報先のリンクまであります。博物館に通報先のアドレスですか。なんかおかしくないですか?

インターネット博物館について

>5. コンピュータ社会に疑問をお持ちの方

>コンピュータがどうしても受け入れられない方。 
ある意味こちらのほうが自然だと思います。 すべての人がピアノをうまく弾けないように、すべての人がパソコンをうまく使いこなせるとは、不自然であります。
皆様のご意見をぜひお聞かせください。


受け入れられない?まあ使いこなせない人のことを言ってるんだと思うのですが、それだったら使いこなせない方と書くべきなのではないでしょうか?

あとはこちらですね。

館長とは?
>現在の研究テーマについて
>また、社会心理、恋愛心理、コミュニケーション論、 アダルトチルドレン、パニック障害、
カルトにはまってしまう人々などが興味の対象


>◆友好団体ご紹介
>ECPAT/ストップ子ども買春の会
>ポルノ・買春問題研究会(APP)
>財団法人日本ユニセフ協会


コメントにも書きましたが、ココって笑うトコ?(笑)

あとインタネット資料室にインターネットホリックのことが書かれていますが、後半になっていくに連れて怪しさ爆発です。特にこの部分。

今後の研究
>しかし、昨年の5月に起こった西鉄高速バス乗っ取り事件や、横浜市で起きたハンマー事件では、犯行におよんだ少年(共に17歳)が、かなりのインターネットヘビーユーザーであることがわかり、両少年ともインターネット上の掲示板に犯行予告を書き込むなど、問題あるインターネット使用が、現実世界で悲惨な結果として報告されました。特に西鉄高速バス乗っ取り事件の17歳の少年は、朝晩を問わず連日のように特定の掲示板に来ては、他の参加者と激しい言い争いを繰り返し、「インターネットの掲示板でばかにされた、許せない」と母親に訴えていたようです。これらの事件が、インターネット中毒によって引き起こされたとはいい難いのですが、少なくともインターネットの過度の利用が、犯罪を助長したことは確かであると思います。

これは駄目だ。と思ったら、次の文章では

>ただ問題点は、メディアの報道は心理学者や精神科医の意見などが中心的に行われ、このような事件が起こった場合、依存ばかりが注目され、肝心な家庭内問題が軽視されがちなことであります。インターネットはあくまでも、犯罪の原因ではなく、言わば道具の間違った使い方であった事を伝えるべきなのであります。

しかしこう仰ってるわりには、デメリットのことしかインターネット博物館には書いてないんですけど・・・ あとよかったらカルト団体の依存症のことも研究して下さい。お願いします。

さて、最初の話題に戻りますが、崎山氏のエントリーでのコメント欄に「創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志」のリンクは登録無しになったとの書き込みがありました。調べてみたら確かに登録無しになっていました。やはり誰かが申告してくれたみたいですね。しかしいくら情報提供を受けたとはいえ、もう少し考えて下さいよ、ネットスターさん。

「反ヲタク国会議員リスト」メモ

どうやら有害サイト認定されちゃった模様です。

>■確認したURL
http://otaku.rulez.jp/kill_the_assholes/

■分類結果 大カテゴリ 不法

 小カテゴリ 違法と思われる行為

詐欺、痴漢、窃盗、殺人、強姦、売春など日本国内で違法となる行為に関する情報提供*1

*1 著作権や肖像権の侵害。その他違法行為を誘発・助長すると思われる各種の情報。明らかに違法なものだけでなく、違法らしく思われるものを含みます。

いやーすごいですね。なにがすごいって、「国会議員の情報を載せてるだけなのに違法となる可能性がある行為とカテゴリー付けされている」のがすごいです。どこの言論弾圧ですか。

ちょっとユニセフのこと書こうと思っておりましたが、私の体力が少なくなってきましたので申し訳ないですがリンクだけしておきます。

「変態ニュース」で毎日新聞ユニセフに謝罪 募金停止で「実害」

>日本ユニセフは2008年8月6日までに、同協会のホームページに毎日新聞社への抗議文と同社からの回答を公開。それによれば、日本ユニセフは7月22日付で

「今回貴社で起きた問題は、単に日本の品位を傷つけるのみならず、弊協会が長年に亘って児童の保護を訴え続け、その実績が認められつつある状況に冷や水をかけるもの」
「このような中で、弊協会に対しても『貴社に対する対応が手ぬるい』等のご批判が支援者から寄せられ、多くの方が抗議の一環として募金を停止するなどの行動に出られる等、世界の子ども支援の上で実害すら生ずる事態となっております」
と述べ、同社に謝罪を求める抗議文を赤松良子会長名で送付した。


日本ユニセフ電凸まとめ

>2008年7月30日の毎日朝刊に広告あり
8/7 (早口応対、誠意無し)
408 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2008/08/07(木) 12:03:34
「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事117
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1218059868/98

98 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2008/08/07(木) 11:46:47 ID:xIa8y90h0
日本ユ偽フへ再び電凸。

私:日本ユ偽フへの謝罪要請文を見ました。子供の権利は無視するの?
偽:公開した文章では解りづらいかも知れないが、実際に会った時点で話はしている。
私:未だアダルトコンテンツが年齢認証無しだが・・・
偽:それは毎日に言ってほしい。うちには関係ない。
私:昨日マンスリーサポートを解約したのは正解だったようですね。ここまで酷い偽善団体とは思いませんでした。では、失礼します。

相変わらずの早口応対、誠意無し。
UNICEFは黙っていて良いのかな。
日本での募金活動、本当に停止するよ。


二階堂ドットコム
偽善事業は嫌いです
>(コメント)全く同感です。慈善事業をしているところは胡散臭いところが多いです。だから偽善事業といわれてしまうわけですが・・・国連関係だとみんな信用してしまいますが、あんなものは全然・・・
日本ユニセフはインチキ。国連もインチキ。
>(コメント)いやはや、言葉が足りませんでした。日本ユニセフがインチキ臭いのはとうの昔に知っていたのですが、国連だって所詮は日本のカネがなきゃ運営できないくせに、日本をナメた態度を取ってみたり、不祥事が続発したりしているわけです。普通の国だって悪い奴がいるのに、雑種の集まりみたいな国連がまともなわけがありません。そういうことを言いたかったのです。言葉足らずですいません。

二次元至上主義!

>日本ユニセフ的には、募金(収入)が減ったという点こそが問題で、かつ憤っている点なんですよね、とてもよくわかります(笑)

http://daigamer.hp.infoseek.co.jp/#20080806

>大人たちにとって、一八歳未満のセックスが有害なのはそれが困った事態を招きよせるからである。それは充分な性知識も無く責任も取れない義務教育の期間に、子どもが誕生してしまうと、その親となる子どもたちや家族、学校、社会が処置に困惑することは容易に予測できる。未成年女性の妊娠よりも大人たちが困惑することは、一八歳未満の子どもがセックスをすることで、社会や大人が抱く子どものイメージが壊れるからである。
 それは、社会や大人たちが子どもに仮託した「純潔」と「無知」のイメージである。「純潔と無知というふたつの概念は、大人のダブルスタンダードの手段である。大人が知ってほしいと望んでいることを知らなければ、その子どもは無知であるが、大人が知らないでほしいと望んでいることを知らないのは純潔である」(ジェニー・キッチンジャー)。つまり、社会や大人たちは、子どもに純粋で無垢な存在であってほしいのである。セックスを行うこと、ましてや妊娠したり性病をもらってくるなどはもってのほかなのである。

●関連:「現代という時代」と青少年問題 青少年のセクシュアリティ(圓田浩二)(『青少年問題』2005年1月号)


>日本ユニセフとその賛同者が、ここまで被害者のいない架空の創作物の撲滅にこだわる理由は、"児童ポルノマンガ(笑)を見た者は、実際に児童に対する性犯罪に走る"という、とっくに論破されている強力効果論以外にも、↑で指摘されているような意識が少なからず働いていると思われます。

いや、少なからずではなくこっちが本命でしょう。矯風会がやってきたことを見ていればよく分かります。というか宗教(笑)

クリエーター支援&思想・表現・オタク趣味の自由を守護するページ
秋田県のPTA連合会によって、「有害図書」の販売そのものを審査対象とする基準が浮上

これ認定サイトと同じ理屈じゃないですか! そんなにこの人達は検閲がしたいのでしょうか?
いったいなにに怯えているのでしょう?


2日前に書いた
こちらのエントリーですが、わずか数日の間にたくさんの拍手を頂きまして、その反響の大きさに少しビックリしております。まあこれに対抗して風潮がどうとか言ってきたらその時は表現の自由の出番でしょう。特定の表現を規制するのは表現の弾圧に他なりませんからね。見て頂いた方、拍手を下さった方、どうもありがとうございました。

追記
よく考えて見ましたら風潮でも怯えてることに変わりはありませんね。
前に意見を白田先生に送ったのですが、なんと返信が来ました。想定していなかっただけにビックリしてます。しかも返信の内容が、私の書いた意見に対してだけではなく、児童ポルノ法案に係る全ての人に対してのメッセージだと受け取ることができましたので、公開しても良いですかと問い合わせた所、内容を公開してもよいとのことだったのでありがたく公開させて頂きます。(白田先生ありがとうございます!)


白田です。お手紙ありがとうございます。

> ある朝、白田秀彰が不安な夢からふと覚めてみると、人々の意識のなかで自分に対するレッテルが、「大学准教授」からとてつもなく邪悪な「ペドフィル(小児性愛者)」に変わってしまっているのに気がついた。
>
> これは単純所持問題の核心を突いておりまして、いくら社会通念上認識されうる位の高い人物でも単純所持をするだけで社会通念上考えうる最低クラスに位置するペドフィルになってしまうという非常におそろしい性質を持っています。
>
> 警察が点数稼ぎのために逮捕する相手は無職でニート、つまり社会的に認められていない、或いは社会という枠組みの中からはずれている人物を相手にすることが多いということです。理由はそのほうが手っ取り早いからだと思うわけでありますが、白田先生の場合、社会通念上認識されうる位の高い人物に相当すると思われますので警察も容易に逮捕できないはずなのです。
> さらに白田先生のあとに、山本弘先生も単純所持宣言をしております。警察も戸惑うに違いありません。
>
> これで私たちは武器を得たのではありませんか?つまり白田先生が単純所持宣言をすることにより、私たち反対派は規制推進派に
>
> 「単純所持を禁止すれば性的虐待を行っているなど到底考えられない白田先生をも逮捕されることになるがそれでいのか?」
>
> 「単純所持の禁止を罰則化したおかげで白田先生は自動的に反社会的のレッテルを貼られてしまうがそれでもいいのか」
>
> とか訴えることができる、もっと突っ込んでいいますと【ペドフィルを合法的に逮捕できる法案だ!】と主張する以外に【白田先生を合法的に逮捕できる法案だ!】と主張することができるわけですね?
>
> どっちが国民世論、政治家に説得力があるかは明白ですね。白田先生の真意はここにあるのではないでしょうか?私の考えが間違いでなければ、先生の単純所持宣言はもっと広めてもらいたいはずです。もちろんただ単に広めるのではなく上記の主張を織り交ぜてやってもらいたいはずです。


上記の引用部分、ご明察のとおりです。ようやく私の「単純所持宣言」の意図を理解してくれる人が現れたことを嬉しく思います。

おこがましくも、私はいわゆるロリータ・コンプレックスとして指弾差別されている人たちの盾になりたいと思っております。私が友情を感じ尊敬する、社会的にみてなんら批判されるところの無い穏やかな人々が、このままでは、単なる性的倒錯として語られる「ロリコン」や「ペドフィル」のレッテルを貼られて犯罪者とされてしまいかねません。

私の考えでは、若い女性への恋愛感情はなんら異常なことではなく、我ら男性の心裡に住むアニマを外界に投影する心性から生じる現象の一つであると理解しております。そもそも愛らしい異性を愛でる心性に、何らの異常性も存在しないと私は考えます。まして、我ら男性には父性本能といえるような心性が、社会的にも望ましい性質として存在するのですから、幼く弱い存在を慈しむ心をもつことは自然なはずです。

そこに存在する「愛する心」「慈しむ心」が性的な欲求と結びついているか否かは、個人の内心の問題であり、そこは本人以外の人物が介入し決定し断罪する対象ではありません。もちろん、宗教的には、ある個人の内心を「のぞましいありかた」に統制することを目的とする人たちもいるでしょう。しかし、国家権力の発動である法律は、特定の宗教的傾向に荷担すべきではありません。宗教者が説得や教導ではなく、権力や暴力を用いようとするとき、それは宗教の敗北です。

仮にロリータ・コンプレックスが心理的圧力や抑圧によって生じる病的心性であるのなら、ロリコンとされる人々を批判糾弾するべきではなく、彼らを病的心性に追い込んだ原因を批判すべきであると私は考えます。また、ロリータ・コンプレックスが先天的な嗜好に由来するものであれば、そうであることを、ある個人を批判する理由にすることは、あまりにも残酷であることになるでしょう。それは、アフリカ人種の人々を、肌の色が黒いという理由で、一般的に野蛮・攻撃的存在とみなして差別することが残酷であることと何ら変わりはありません。

同性愛その他の性的逸脱とみられるような性嗜好や性行為が、性の自己決定権や内心の自由の名のもとに容認されることが、近代自由主義哲学をもとにした法の基本的立場である以上、ロリータ・コンプレックスがそれらのいわゆる性的逸脱以上に社会的に有害であるとは私は考えられません。そもそも、第二次性徴期を経て性的成熟を迎えた年齢の人物が、性的要素を含む恋愛の対象になることは、生物学的にみて異常であるとは私には思えません。また、かつての我が国の成人年齢であった15歳過ぎの人物が、性的要素を含む恋愛の対象になることは、歴史社会学的にみても異常であるとは私には思えません。

もちろん、肉体的にも精神的にも脆弱で、自己決定能力に乏しい、児童に対して攻撃的かつ犯罪的な性行為を行うことが容認されるものではありません。それ以上に、そうした攻撃的かつ犯罪的な性行為は、いかなる年齢の人物に対しても一般的に禁じられるべきです。すでにそうした犯罪的な性行為は、各種の法によって厳しく禁じられているはずですし、現行刑法においても12歳以下の児童に対する性干渉は重い罪とされています。

山本弘氏のことは、初めて知りました。彼は統計資料を駆使して、自説を展開しているようですね。心強いことです。

今般の単純所持規制は、ロリータ・コンプレックスの傾向をもつ人を異常者・犯罪者と無根拠に断定する社会通念を利用した、言論思想(嗜好?)統制の一つの現れであり、言論思想統制のための仕組みを社会に組み込む手掛かりになるものと考えています。それゆえに私は反対しているのです。

同性愛者やその他の性的逸脱に対しては寛容である一方、ロリータ・コンプレックスに対する現在の社会の態度は、まるで中世から近世に行われた魔女狩り、天皇批判者に対する戦前の日本人たち、共産主義者に対する戦後のアメリカ人たちのようで、それらの社会の熱狂から生じた、多くのいわれなき犠牲への反省が全くされていないことを悲しみます。

お手紙ありがとうございました。

白田秀彰
http://orion.mt.tama.hosei.ac.jp/hideaki/indexj.htm


白田先生、お忙しい中すばらしい御意見を下さり、本当にありがとうございました。

さて、白田先生のこの文章を完全に理解する為には、
単純所持宣言 / その他、性規制について以外に「猥褻に関するコメント」と「違法有害表現に関する覚書」を読んで頂く必要があります。そうでなければ、1つ例をあげますと、「宗教者が説得や教導ではなく、権力や暴力を用いようとするとき、それは宗教の敗北です」と仰っている意味を理解するのは難しいかと思われます。「違法有害表現に関する覚書」が少し長い内容ですけど、児童ポルノ法案だけではなく、青少年ネット規制法、或いは有害図書関連の問題にも言及する内容ですので、読んで得することあれど損することは絶対にありません。ぜひ読んでみることをオススメします。

ここで、白田先生の真意をもう一度確認しておこうと思います。単純所持宣言をしたとき、まわりの反応は

「勇気があります」「応援しています!がんばって下さい」「おかしいと言えることは大切だ」

又、中傷的なものでは

「ロリコン○○キターーーwww」「自分から宣言したら捕まるだけじゃん、なに考えてるの?」「ロリコン大国日本www」(少しうろ覚えです。想像が多少入ってます)

というものでした。(真意を始めから読み取った方も当然いらっしゃることかと思いますが、私が確認できたものではたいていこんな感じでした)かくいう私もこのブログで一度ご紹介したことがありますが、その時は「勇気があるなあ」ぐらいしか思っていませんでした。

しかし白田先生の思いは違ったのです。つまり先生は「自分を利用(生贄)にしてくれ!」と仰っているわけです。この児童ポルノ法案は与党案の「自己の性的好奇心を満たす要件」からいっても児童に興味のある人達、つまり、ペドフィル、ロリコンに対しての法案なのは疑いようもありません。そこで私達はこう主張します。

「これは明らかにペドフィル又はロリコンに対しての差別だ」「オタクを狙い撃ちしている法案だ!」

オタクと入れたのは与党案の附則と絡めたのですが、しかし残念なことにオタクやロリコンやペドフィルの世間一般の認識では(社会通念)、まだまだ社会的地位が低いとしか言いようがありません。(私の認識ではありません)

さらに今の署名活動が始まった際、規制推進派はこんなことを国会議員に主張したと聞いています。

いわく「児童ポルノ愛好家たちの署名サイトの主張に騙されないで」と。

これで規制推進派がペドフィルやロリコンを狙い撃ちしていることが確実になったわけですが、しかしいざ、反対意見を出そうとしても多くの国会議員や法務執行関係者(たとえば鳩山大臣)は、オタクやロリコンやペドフィルに偏見を持っています。その方達に

「これは明らかにロリコンに対しての差別です」「ロリコンを合法的に捕まえる法案だ!」

と訴えても説得力がないのは火をみるより明らかです。しかし准教授の肩書きを持つ白田先生なら話は違います。

そもそも白田先生はロリコン等ではなく、さらに児童ポルノを所持した経緯も、法務執行者の意見を聞いて見たい(真意は、そういう人達の盾にないたいのでということですがこれは反対意見に加える必要なし)と仰っています。

そこで、白田先生の様々なご活躍や、社会的地位をある程度説明して他の反対意見と絡ませて※1「これは明らかにロリコンに対しての差別です」と主張するかわりに

「性的搾取や、虐待等の可能性がない児童ポルノを所持(宣言)している白田先生を合法的に逮捕できる法案はおかしいとは思わないのか!」「このままでは白田先生をも犯罪者になってしまいます」「反対意見を主張するだけで反社会的行為となり、社会通念上、地位が高い白田先生をも一瞬にして犯罪者に仕立て上げることができるこの法案は言論弾圧と同じだ!」

等と児童ポルノ単純所持推進国会議員及び法務執行関係者に主張することができます。一番始めの白田先生の意見でも書きましたが、どっちが説得力があるかはお分かり頂けるかと思います。これが白田先生の真意です。

もう反対意見にこのように書いた方もいらっしゃるかもしれません。しかし更に規制推進派に意識させるためにどんどん書いていいということなので、どんどん書きましょう。

ただ、ここからは個人的な予想ですが、たぶんこれが通じない相手がいます。ダイレクトに名前をあげさせていただきますが、ユニセフ、ECPAT東京、そして公明党の松 あきら議員です。この方達はたぶん白田先生のことを主張しても、

「同じロリコンだね」

で終わるんじゃないかと思っています。あくまで個人的な予想なので参考程度にどうぞ。あと白田先生ご自身は法執行関係者は話に来いと仰っているので、それ関係に留めておいたほうがいいかもしれません。

最後に、ある程度児童ポルノ法案を理解している(たとえば個人的法益と社会的法益を理解している)反対派にこのエントリーを読んだ方で賛同する方がいればこのことを他の反対派に知らせて下さい。これを理解していないと、白田先生のせっかくの単純所持宣言も意味のないものになってしまいます。どうかよろしくお願いいたします。


※1 たとえば、「これは児童を守る法案であって、社会風紀の法案ではない」「社会風紀(社会的法益)になってしまうと保護される立場のはずの児童自身をも逮捕することになる」「単純所持は冤罪が増える」「思想弾圧、言論弾圧」等
「なくそう!子どもポルノ」キャンペーン中間報告

>開始後4ヶ月半で8万人を越える方々からご賛同を戴いております。(8月4日現在)

こりゃすごいですね。闇の子供たちがきいたのですかね?まあけど署名した方はまさかマンガやアニメまでさらにはAVまで規制する文言が盛り込まれているなんておそらく思ってないでしょうね。

>※※所謂「単純製造」・「単純所持」を除く子どもの性的虐待を描いたマンガ・アニメ・コンピューターグラフィックスなども、取締りの対象とするよう求めています。

しかも署名がこんなに集まってから書いてますし。でも改めて見ても一貫性がない主張ですねコレ。なんで単純所持、単純製造を除くのですか?思想弾圧とか言われるからとか?ああ、そうか。創作物を見て犯罪に走るとか思ってるのですね。だったらなぜ子供の性的虐待を描いたものだけを対象にするのでしょう?すべて規制しないといけませんよ。だって創作物を見てなにも考えないで犯罪に走るとでも思ってるんでしょうか?創作物を見て想像して犯罪に走るのでしょう?創作物を見て想像しないで犯罪に走るやつなんかいませんよ。

だったら想像することを規制しないと駄目です。つまり、単純製造も単純所持も規制しないと駄目なんですよ。ほんと浅はかですね考えが。こんな団体が子供を守ってるなんて片腹痛いです。ユニセフさん。やるならちゃんと信念を持ってやって下さい。8万人が泣いています。

王様を欲しがったカエル
教育とマゾヒズム
まさか自分たちが卑下する方たちといっしょだなんて思ってもいないでしょうね。いやほんとは自覚あるんですよね?だから規制するんでしょ?いや隠さなくて良いですから。ちゃんと自首して下さいね。、主張に一貫性がないことでもうバレてますから。

しかし実際の所8万人というのはユニセフが主張しているだけなのでほんとかどうかは分かりません。請願用の署名でもないので(ネット署名なのでたぶん)効力という点でもあやしいですね。闇の子供たちを見た人が署名をしたことを考えると逆に少ないかもしれません。


そうそう、ひとつ言っておきますけど創作物を見て犯罪に走るという事実はございませんので念のため。

※コメントを頂いた方々へ
コメントの返信は後日必ずさせて頂きます。申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
早川忠孝の一念発起・日々新たなり
いよいよ内閣改造
こんな改造が実現するといい
これは文句のつけようが無い
崖っぷち内閣
新しい時代
人権擁護法案や児童ポルノ法案についても話されているのでよかったら全てコメントも含めて読んでみて下さい。

あと当ブログにも以前コメントを頂いた
にくやさいいため氏が、早川議員のブログにて白田先生のエントリーをご紹介して下さいました。さらにご自身のブログでもわざわざエントリーをたてて頂いてご紹介して下さっております。本当は私自身がしなければいけなかったことを、やって頂いたのは本当に感謝してます。にくやさいいためさんなにからなにまでありがとうございました。
年刊食堂
リアル図書館戦争(16)

共同通信
改造内閣支持31%、やや回復 全国電話世論調査
毎日新聞
支持率3ポイント増の25% 本社世論調査
読売新聞
内閣支持41%に好転、「麻生幹事長」評価66%…読売調査
支持率にばらつきがみられますね。それはそうと毎日新聞が一番低いですね。読売はさすが福田総理を支持してただけあって高いです(笑)

消費者庁長官に民間人も=野田担当相
コメントがおもしろいのでぜひ(笑)報道ではさんざん今回の内閣改造の目玉ともてはやされてきましたが国民の反応はこんなものです。ところで消費者庁ってなにするところなんでしょうか? いやほんとに国民に対して、ご説明願いたいのですが・・・
消費者庁が4月からできる?
福田首相が表明する“消費者庁”は本当に可能なの?
>ただし、実現は簡単ではない。権益を失いかねない省庁は当然抵抗する。総理の身内である自民党の閣僚からの「官庁スリム化に逆行する」などの批判も意外なほど強い。実際、公務員数の削減が大きな課題となっており、新しく庁を作るには、どこかを大きく削る作業が欠かせない。さらに市場への規制強化を心配する声も。
消費者庁
視点・論点 「今こそ消費者庁の設置を」
製品回収、国が命令→従わなければ罰金…消費者庁法素案
グレーゾーン金利の息の根を止めた男
消費者庁関連法案要旨
うーん。なんともいえませんね。志は高いようですが、はたして実現できるのでしょうか?まじめにがんばってる会社が被害を被る政策だけはやっていただきたくないですね。

毎日新聞
社会環境浄化意識調査:青少年の刃物売買・所持、6割が条例規制を /青森
こういう調査って年齢別にやっていただきたいのですが・・・ 200人で6割といわれてもねぇ おっと違った。182人でした。~それにしてもこの手の報道は毎日の十八番ですね。

ITmedia News
着うた参入妨害を認定、「なお継続」 レコード4社の独禁法違反、公取委審決
ある意味すごい根性ですね。
「マジコン」輸入販売差し止め求め提訴 任天堂やゲーム会社、「断固たる措置」
「OhmyNews」が「Oh! MyLife」に名称変更 生活者視点に転換
チャットするだけで漫画が完成!? 吹き出しで会話する「漫画チャット」
なんか個人的におもしろそうだなとおもったりするわけです。(漫画チャット)

日々のものごと日記
創作物規制反対の署名運動に関する私の見解
これは私もちょっと書こうかなと思っていたりしてたんですが、上記のエントリーに対する意見が
@++ - あっとまーく・いんくりめんと -
7/17 創作物規制反対の署名運動についての私見
なるほど。こういう考え方もありですね。とりあえず今回は名無し会という団体も署名を募集してるようですので名無し会さんのほうで広く署名を募集するというのもありなのではないかと思います。山口弁護士のほうは単純所持規制のアピールが全体として薄い印象がありますので名無し会のほうで主に単純所持規制をアピールして頂くとかいろんな方法ができるのではないかと思ってます。
カテゴリーにパブコメ情報を追加しました。主に規制に関連しそうなパブコメを掲載していこうと思っています。

法と常識の狭間で考えよう
遂に動きはじめた共謀罪法案成立に向けた動向について
なにかまた動きが怪しくなってまいりました。児ポ法や人権擁護法案等と同じ性質を持つだけに注意が必要です。
秋葉原通り魔事件が規制強化に利用されてよいか?
こういう事件を利用して監視社会を築くのは本当にやめていただきたいですね。
被害者に少年審判傍聴を認める少年法改正案の動向
>私は、今回の少年審判への「傍聴」というのは、被害者等の「参加」に他ならないと考えている。今回の法改正で「傍聴」だけが認められるが、被害者やその遺族は決してそれで満足することはできず、少年に対する質問権や不服申立権などの新設を要求し、国会は、それに応えるために、再び、少年法改正をしなければならなくなる事態が必ず近い将来来ることは避けられないと思う。

クリエーター支援&思想・表現・オタク趣味の自由を守護するページ
ダガーをはじめとする両刃の刃物を持っているだけで逮捕するという規制案が浮上
>記事では銃砲関係免許の厳格化についても言及されていますが、誰かが必ず何らかの犯罪を起こす以上、「~の事件を受けての規制強化」という、一件の事件による責任を、全国民・居住者に押しつけるような超連帯責任制とでも言うべき規制方針を崩さない限り、いずれは今よりもはるかに強力な規制で、保持する権利を侵害され、犯罪者扱いされるような世の中になってしまうわけですから、権力の監視機関としてのマスメディアとすれば、こうした連帯責任的規制案には真っ向から反対すべきなのですが、一般に馴染みのないものの規制に関しては、むしろ旗振り役を務めることが多いのが非常に残念です。

ですね。自分たちにも矛先を向けられていることに気づかないのでしょうか?それとも気づかないフリをしているのか?毎日新聞の例もあって、色々勘ぐってしまいます。

池田信夫 blog
「みのもんた」になった舛添要一氏
民間天下り
雑種路線でいこう
日雇い派遣の禁止はポピュリズムか
舛添議員がこうした見当違いの政策を実行するのは官僚と仲良しだからなのかそれともただ単に実情が分かっていないからなのか非常に分かりかねますね。消費者行政相になられた野田議員にはこの方を反面教師としてぜひがんばっていただきたいですね(棒読み)ただの天下り機関にならないようにお願いしますよ! ところで消費者庁って(以下略)


一部修正いたしました。よく読み返して見るとカテゴリーの表現弾圧にはそぐわない箇所があり、またご指摘がありましたので誠に勝手ながら文字の打ち消しをさせて頂きました。
毎日新聞
<内閣改造>消費者行政相に野田氏 中山氏が拉致担当相に

産経新聞
不安の多い消費者庁 組織バラバラ、負担は過大
その他の消費者行政ニュース

まあ予想通りですね。そりゃ、あんなに推進していたら抜擢もされますわな。で、消費者庁はなにをしてくれるのですか? 消費者行政は暮らしを豊かにしてくれるのですか?けど、舛添議員で厚生労働大臣が勤まるのですから、野田聖子議員もできるかも?ですね(笑)

8/2 17時00分に阪急池田駅ですかしっ屁ばらまきますね
↑通報

前にも書いたと思いますけど、予告inのやってることはインターネットホットラインとそうかわりません。しかも管理人はECPATやガーディアンエンジェルスばりの思想の持ち主と来ました。(まあそこまでひどくないですか(^^;)しかし警察(生活安全局)もわざわざリスクがある天下り組織を作らずともこういう民間っぽいので充分やっていけましたね(笑)

ものがたり
そろそろ予告inについて(以下略
正しい風刺としての「犯行予告」の行い方
崎山伸夫のBlog
「犯行予告」してしまった皆さんへ

小中学生のネット使用を制限
右京中央図書館 真偽不明の情報遮断

図書館が検閲してどうするんですか(笑)

>。「子どもには、真偽の分からないネットの情報を見分ける力が備わっていない」

それ図書館においてある書籍にも同じことが言えるのですが・・・ はっきり言って執筆者の思想が垣間見える書籍なんかいくらでもあるわけで・・・ そうか!右京中央図書館は紙媒体では本当の事が書いてあって、ネットでは書いていないとそう仰るわけですね。 さすがですね!(笑)

王様を欲しがったカエル
知識格差の作り方&分かり易い歴史
精神病患者を政治活動にこき使う。
児童ポルノの被害者と会いました。
丸山眞男を一本鞭で引っぱたきたい。
フィクションとノンフィクション

まじめに答えてます。
コミケスタッフだけど何か質問ある?
色々苦労が絶えないようですね。ところで気になる児童ポルノ法関連は偉い人が動きまわってる模様。しかしこのスタッフまじめですね。


止めろ!規制社会・監視国家ブログ版
8月ですよ
どうやら反対署名運動のスタッフになられたようです。ほんと大変ですけどがんばっていただきたいですね。

『児童に対する性的搾取及び性的虐待はどうしたらなくりますか?』
>一方、2008年4月に愛知県名古屋市瑞穂区で、スケートのコーチが教え子の女子中学生を強姦する事件がありましたが、これは被害者側の少女に人権意識が強く、決して泣き寝入りせずコーチを訴えることができたがため、発覚した事例と言えます。
 もし教師の強権が絶大で且つ生徒側の人権意識の弱い20年前の時節なら、この被害は闇に葬られてしまったことでしょう。
>必要なのは、児童への“人権意識の教育”であり、それによる加害者への法的刑罰、ひいては“歪んだ主従関係が生む、親教師による子どもへの暴行は犯罪であり、厳罰に処される”という社会意識の向上です。


これは今のパワハラ問題にも通ずるものがあるわけですが、企業(学校)はとにかく不祥事を隠したがりますからね。おっと今のパワハラ問題じゃなくて昔からあったと言い直さないと。今はそれが公になってるだけですからね。あと、子供に対しての人権意識の教育はECPAT東京やユニセフや青少年育成政策、有害図書規制等を訴える議員さんはまったく行っていないことに注意して下さい。この方たちは子供に人権なんてないと思ってますから。

あとリンク先の論文を書く予定でいる学生さんにほんとにすまないんですけど、一言いいたいのですが、論文って人に聞いたら意味ないのでは?とか思ったり思わなかったり(質問の仕方がダイレクトすぎますからね(^^;)
応援よろしくお願いします!
 
プロフィール
 

mudan

Author:mudan
元販売業のはず。なんの知識もなかったはずだが、なぜか店長をまかされるにまで至る。

とある事情があって業界から引退したはずだったが、本業とは別にその後もこっそりと知人の事業に関わったりしているようだ。

最近は冷却期間をおいたこともあって、また業界に返り咲こうと画策している。

野球が好き。

座右の銘は ”思い立ったが吉日”


どうも個人的なサイトではなくなってきたような気がするので、責任感を持たせる為にプロフィールを今までよりも少しだけ情報公開してみました。

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