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どうもご無沙汰しております。

最近(でもないか;_;)リアル世界が忙しくなかなか更新できない日々が続いておりますが、こんな状態でも規制を巡る動きは待ってはくれません。空いた時間等でチェックしてはいるのですが、ブログにまとめる時間が現時点ではありません。ただ、その理由だけで掲載できないのはもったいない気がするので、順不同でコメントも最小限しかありませんが、掲載していこうと思います。

○委員会経過 今二十四日の委員会議事経過は、次のとおりである。
 △文部科学委員会(第八回)
  著作権法の一部を改正する法律案(内閣提出第五四号)


塩谷文部科学大臣から聴取を受けたとの事です。
(阿愚根巣さんからの情報です。阿愚根巣さん情報提供ありがとうございました。)

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【関連】
第171回国会 議案の一覧

閣法の一覧
提出回次 171
番号 54
議案件名
著作権法の一部を改正する法律案
審議状況
衆議院で審議中


経過情報
本文情報
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正々堂々blog
絶対にあきらめませんから!!(2009年04月17日)

>著作権分科会にユーザー代表として参加していた、ジャーナリスト津田氏にユーザー側からみた、本改正案についての問題点を指摘してもらったうえで、議論が開始。

私自身は津田氏の主張を受けて、ダウンロード違法化の数々の問題点を踏まえたうえで、修正案を提案すべきと主張。

著作権法の一部を改正する法律案に関する質問主意書の経過情報

NIKKEI NET
ダウンロード違法化とBD課金の次にすべきこと

>第1の決定は今国会に提出されている著作権法改正である。そこでの目玉は、ネット上にアップされている違法コンテンツをダウンロードする行為も違法化されることである。もちろん、対象は“違法と知りながら複製する”場合に限定されており、罰則規定もないため「万引きをしてはいけません」という常識的な注意書きと同じレベルの精神規定に止まっている、という問題は残る。

 しかし、ネット上に違法コンテンツが蔓延し、そのコピー/ダウンロードによりコンテンツ業界が大きな被害を受けてきたことを考えると、日本の文化の衰退を防ぐための至極当たり前の規定がようやく法的にも整備されることになる。

 おそらくネット狂信論者の人たちは引き続き反対を続けるのだろうが、まったく理解できないし、彼らの主張に正当性があるとは思えない。少なくとも、リアルの世界で同じ行為を行う人がほぼ皆無であることを考えれば、ネットだけ特別な世界であるかのように考えるのはおかしいと言わざるを得ないのではないか。

中略

私的録音録画補償金は、オリジナルと同じクオリティーのコピーが無制限に可能というデジタルの特性が、アーティストやコンテンツ制作者の所得機会を減少させることから、逸失所得を補填するために作られた制度である。

そうした観点から考えると、おそらく今後の録画媒体の主流となるブルーレイが対象に追加されることは間違いなく前進であるが、それは録画補償金に限定された話である。

 一方の録音補償金を見ると、昔ながらのステレオは廃れてユーザーの音楽視聴手段は、iPodなどの携帯音楽プレーヤーやパソコンが中心となっている。にも関わらず、これらの機器は対象に追加されていない。これは明らかに不公平だろう。従って、ブルーレイを巡る1年越しの混乱が終わるのを契機に、録音補償金の問題についても改めて考え直す必要があるのではないか。

どうやら岸氏は、ご自身の発言に矛盾があることに気づいていらっしゃらないようです。

JILLESA
ダウンロード違法化に反対します
知る人ぞ知る日本違法サイト協会の人
JILLESA
ダウンロード違法化に反対します。(ブログ)

ダウンロード違法化の問題点1-1 : 「情を知って」の「情」とは何か

>法の不知は宥恕せず

「法の不知は宥恕(ゆうじょ)せず」という法学上の格言があります。これは、現在の刑法第38条第3項 "法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない。" に生きる規定ですが、刑法に限らず他の法律でも法体系全体を貫いて採用される原則です。「人を殺したら罪になるとは知らなかった」というのは、それがたとえ本当であったとしても通用しません。同様に、ダウンロード違法化後は「違法に複製された物を私的使用のためにダウンロードすることは違法だとは知らなかった」という釈明は通用しないのです(ここでは、刑事訴訟と民事訴訟との違いはあるが、法体系全体を貫く原則であることから細かい違いは無視します)。たとえ、どんなに細かく、事実上国民の大部分が知らない規定であったとしても、この原則は適用されます。

これは単純所持罪や取得罪でも同じことが言えますね。

ITmedia News
コミケのような空間をネットでも――急成長「pixiv」が描く“第2章”の青写真 (1/2)
コミケを目標としていくのなら今後規制推進派団体や警察(場合によってはマスコミ)とやりあう機会は必ず訪れることでしょう。その時「自主規制」をどこまで「無効化」することができるか?注目してみたいと思います。ちなみに有料会員制度には賛成です。

丸坊主日記
一夜明けて!
反対活動に電話やFAXを使用するのはどうやら逆効果のようですね。

崎山伸夫のBlog
「出会い狩り」問題のやっかいさ

>楠さんがmixiの出会いコミュ大量削除問題に言及し、続報も書いている件、実のところ、かなりやっかいんだよね。

楠さんは今回の出会い系サイト規制法改正に問題があったという認識のようなんだけれども、全ての根は、そもそもの2003年の出会い系サイト規制法の立法に遡る。「ネット上に限った交際相手を募集していても『出会い系』とみなされてしまう」というのは、今回の警察庁の要請に限った話ではなく、規制法の当初の解釈基準において、実際に出会うかどうかではない、と明記されていた。最初の解釈基準もパブリックコメント募集があり、その上で堅持されたものだ。今回の問題は、届け出制によって警察が法執行力を大幅に強化できたから表面化したにすぎない。

奥村徹弁護士の見解
出会い系サイトの国際競争力

>あたかも今回の改正で出会い系サイトに該当するようになったかのような印象を受けますが、実は「インターネット異性紹介事業」の定義は変わってなくて、届出制になったので公安委員会から指示とか事業停止命令が出せるようになったので、大騒ぎしているだけです。

 むしろ、指示・命令に従ってしまうと、インターネット異性紹介事業者であることを認めたことになりますよね。

 もともと、専門家に相談して、法律上の出会い系サイトに該当しないように設計する必要があったということです。

「警視庁による削除要請はなかった」EMA
警察が意図的にマスコミに情報を流したとも考えられますね。

サーバー管理者に閲覧禁止措置要請へ/警視庁、子供の閲覧防止求め

>フィルタリング導入しても事件が止まらないですね。

 前回は出会い系サイトを含むという認定を甘受したんですが、mixi等が、ここでも異議を唱えなかったら「EMA認定」でも「青少年有害情報」が含まれると認めることになりますよね。

崎山伸夫のBlog
「ネットは検閲をダメージと解釈し、それを回避する」
簡単に言うと規制を国内だけに絞っても意味ないよというお話です。こういうケースが増えてきた場合、児童ポルノを防ぐ目的のはずのブロッキングを応用する可能性は十分にありえます。というかもうそうなってる?

根深い「ウイルスバスターによる誤判定」問題
問題はトレンドマイクロだけじゃない

フィルタリングとセキュリティのお話。セキュリティという名目で検閲が進む可能性を危惧されています。

奥村徹弁護士の見解
衆議院青少年問題に関する特別委員会 第4号 平成21年4月15日(水曜日)

○池坊委員(公明党)

もう一つ、これもちょっと驚くべきことで、携帯電話とかインターネットに関係しているなと思いますので、ぜひ聞いていただきたいと思うんですけれども、私は児童ポルノに対しましても大変関心を持っておりまして、アメリカ連邦捜査局、FBIの特別捜査官を招いて、世界の児童ポルノ犯罪の実情について聞いたことがございます。その悲惨さに衝撃を受けましたけれども、恥ずべきことは、日本というのは児童ポルノ大国として各国から強い非難を受けているんですね。

 警察庁は、ことし三月二十六日、総合セキュリティ対策会議二〇〇八年度報告書と題する文書を公開いたしました。今年度の課題は、インターネット上での児童ポルノの流通に関する問題とその対策ということになっております。報告では、二〇〇八年には六百七十六件の児童ポルノ事犯を検挙し、過去最多を記録いたしております。

 同報告書によりますと、海外では既に積極的な対策が行われておりまして、ホットラインセンターの運用による児童ポルノの削除のほか、ISP、インターネット接続業者によるブロッキングなどの対策が実施されております。

 ISPによるブロッキングというのは、アメリカとかイタリーとかオランダとか、いろいろな国がこれを実施いたしております。例えばイタリアとかフィンランドは法令によってISPに対して実施が義務づけられておりますが、義務づけられていないような国もございますけれども、どちらにいたしましても、自主的であれ、みんながそういう問題意識を、各国が持っているわけです。

 私は、これから、携帯電話、インターネット、私たちにとって必需品であるならばもっともっと広まっていくだろうし、もっともっといい使われ方をしたいと願っておりますので、やはりこれは、児童ポルノ犯罪の撲滅には、流通にかかわる方すべての認識と対策が必要なのではないかなという気がいたしております。

○国分参考人(インターネットホットライン)

私、児童ポルノで池坊先生が御説明された、総合セキュリティ会議のメンバーでありまして、議論の経過は十分存じ上げているんですが、国際的に児童ポルノの画像を撲滅していくというのは、私どものホットラインが国際組織INHOPEというのに加盟していまして、そこで、国際的に共通して、わいせつの画像なんかは国によって違法か違法でないかいろいろ差があるんですが、児童ポルノについては世界じゅう共通して違法ということになっておりますので、うまく連携してそういうものをどんどん撲滅していくということをやっております。

 それから、ホットラインの中でいろいろ作業をする人が児童ポルノの画像を見ると、すごくメンタルな面で、ショックといいますか、そういう部分もありまして、何とか撲滅といいますか、そういうものが世の中にいっぱい存在しているということ自身はやはり恥だというふうに考えなければならないなというふうに思っております。

○池坊委員(公明党)

報告書においても、今後の対策の課題として、インターネットを通じた児童ポルノの流通を防止するためには、その流通にかかわる方々すべてが、それぞれの立場で対策を講じる必要があると書かれております。

 ウエブブラウザーを利用した児童ポルノの流通経路について見れば、例えば児童ポルノの製造頒布を行う当事者のほかにも、児童ポルノが掲載されるウエブサイトのサイト管理者、サーバー管理者、検索エンジンサービス事業者、インターネットサービスプロバイダー、一般のインターネット利用者など、これらのすべての人が一体となって、同じ共通認識のために、いかにしたら子供たちを守り、そしてよりよい社会をつくっていくことができるか、私は、特に携帯・インターネット業者の方々がその使命と責任を強く感じていただければ、なお一層の、教育分野において、いろいろな分野においての携帯電話、インターネットのよき効用があるのではないかと思っております。

フィルタリングの話がいつのまにか児童ポルノ法の話にすりかわっている件。しかしやはり規制推進派は出会い系をブロッキングに含めようとしているようですね。

ところでネットスターカテゴリーでは、池坊先生所属の公明党もフィルタリングの対象に含まれているようです。

■確認したURL 自民党
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 公明党
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 民主党
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 社民党
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 国民新党
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

※確認したURLの欄には本来アドレスが表示されますが分かりやすさを追求する為サイト名に変えております。
(通ほりすがりさんからの情報です。通ほりすがりさん情報提供ありがとうございました)

これでフィルタリング対象外だったらかなりおもしろい事態になったのですが、さすがに相手は慎重なようですね(笑)

以下、思いついたところを調べてみました。

■確認したURL 新党日本
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 維新政党・新風
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 新党大地
■分類結果 大カテゴリ 政治活動・政党
小カテゴリ 政治活動・政党

■確認したURL 創価学会
■分類結果 大カテゴリ 宗教
小カテゴリ 伝統的な宗教

■確認したURL 日蓮宗
■分類結果 大カテゴリ 宗教
小カテゴリ 伝統的な宗教

■確認したURL 日本キリスト教婦人矯風会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL NCC日本キリスト教協議会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 国連NGO国内婦人委員会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 日本BPW連合会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 平和を実現するキリスト者ネット
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 難キ連
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 移住労働者と連帯する全国ネットワーク
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 外キ協ホームページ
■分類結果 登録されていません

■確認したURL ECPAT/ストップ子ども買春の会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 日本軍「慰安婦」問題行動ネットワーク
■分類結果 大カテゴリ コミュニケーション
小カテゴリ 掲示板

■確認したURL VAWW-NETジャパン
■分類結果 登録されていません

■確認したURL アディクション問題を考える会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL Cue! タバコ問題首都圏協議会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 「子どもに無煙環境を」推進協議会
■分類結果 登録されていません

■確認したURL 日本基督教団
■分類結果 登録されていません

■確認したURL カトリック中央協議会
■分類結果 大カテゴリ 宗教
小カテゴリ 伝統的な宗教

同じ宗教でもフィルタリングの対象になっている所とそうでない所がありますね。矯風会関連では「日本軍「慰安婦」問題行動ネットワーク」以外はフィルタリングの対象にはなっていませんね。日本基督教団も対象になっていないとすると、ひょっとしてプロテスタントは対象にならないのでしょうか?ネットスターの基準は良く分かりませんね。

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できるようにするための施策に関する基本的な計画(素案)」に対する意見募集
(阿愚根巣さんからの情報です。阿愚根巣さん情報提供ありがとうございました。)

青少年ネット規制法の素案のパブコメです。これについては別の機会に別途エントリーを設けたいと思います。なお締切日は2009年5月25日です。
スポンサーサイト
児童ポルノ法改正案が残念ながら国会に提出されてしまいました。これには児童ポルノの単純所持の禁止、附則としてアニメ、マンガ、コンピューター、実写アダルトビデオ等の18歳未満に見える描写(18歳以上であろうと18未満に見えれば違法)が児童の虐待等に影響するかどうかを検討する内容が盛り込まれています。これにより以前から規制に慎重であった団体が署名活動を開始致しました。以下はそれぞれの団体へのリンクとなります。ご協力よろしくお願い致します。

主な反対派の素晴らしいヘームページをお探しの方はこちら または当ブログの為になるリンク集にて(右下あたり)



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【4月29日更新】

名も無き市民の会の皆様が「児童買春・児童ポルノ禁止法」改正にあたって、拙速を避け、極めて慎重な取り扱いを求める請願の第二次募集分を提出されました。

名も無き市民の会 BLOG
第171回国会向け請願、集計結果&提出レポート

新たに吉田泉衆議院議員に紹介議員となって頂いたとのことです。吉田泉先生ありがとうございました。

これで今期国会での請願は一旦終了することとなりました。名も無き市民の会の皆様、請願署名にご協力頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。おつかれさまでした。

【4月9日更新】

創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志の皆様が3月30日に署名の提出をされました。詳細は以下の通りです。

創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志
署名提出のご報告から抜粋

・保坂展人(衆・社民):5000筆
・川田龍平(参・無所属):5000筆
・吉田泉(衆・民主):5000筆
・松浦大悟(参・民主):1788筆

紹介議員4名、計16788筆

また翌日の3月31日には枝野幸男議員に紹介議員になって頂いたようです。

あと2000筆程残っているようで、これから紹介議員になっていただける方に配分するとのことです。

有志の皆様、紹介議員になって頂いた議員さん、そしてなにより署名して頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

【3月12日更新】

名も無き市民の会が児童買春・児童ポルノ禁止法」改正にあたって、拙速を避け、 極めて慎重な取り扱いを求める請願署名の2次募集を開始致しました。ただし今回の請願は前回と同じ第171回国会に提出されますので昨年11月末の募集開始以降に既に御協力頂いている方は御遠慮下さいとのことです。

名も無き市民の会 BLOG
児童ポルノ法請願、2次募集のお知らせ

前回の署名に間に合わなかった方や加えて危機感を持たれている方、請願の趣旨に同意できる方はぜひご協力頂ければ幸いです。

【2月20日更新】

名も無き市民の会
「児童買春・児童ポルノ禁止法」改正にあたって、拙速を避け、
極めて慎重な取り扱いを求める請願

署名の一次締切日が決まりました。

2009年2月28日(必着)

署名をする予定のある方はお急ぎ下さい。

【2月5日更新】

名も無き市民の会 BLOG
【児童ポルノ法】本当に国会の空気を変えたい人向けマニュアル

実はこちらと同じようなことを仰っている方が霞ヶ関にいらっしゃいます。

bewaad institute@kasumigaseki
白田先生、なんで国会議員に話をしないのですか?

規制推進派の理論は破綻しているのにも関わらず、なぜこうも国会で力があるのかというと規制推進派は絶えずこういうことをやって味方の議員を増やしているからです。規制推進派のやり方は単純明快で、やっていることといえばエロ本を議員に見せているだけなんですが、それに賛同した議員は規制推進派のいうままに創作物の規制に走ることとなります。その典型的な成功事例が反オタク国会議員のサイトにありましたのでご紹介します。

「反ヲタク国会議員リスト」メモ
性倫理の粛清(笑)

森山真弓大先生
「ロリコン漫画や萌えアニメに刺激された異常な大人達が小学生を襲っています。乱れきった日本人の性倫理を矯正するという意味においてもこれらを法規制するべきです」(要約)
(日本の論点2009から要約)

いかがでしょうか?この発言からして規制推進派が議員にエロ本を見せてまわっていることがよく分かりますね。でもこれが法案成立の一票となります。理不尽な世界かも知れませんが日本では唯一の立法機関が国会ですので国会議員にお願いすることが一番の近道になるのです。早くこのばかげた論争を終わらせたいのであれば、是非挑戦してみて下さい。ただしハードルが高い(時間的余裕も含む)のと、なにより私自身が実行できていないので強くおすすめするようなことは致しません。ただ、児童ポルノ法案の改正案の結果によって今後の人生を左右されるぐらいの負担を抱えていらっしゃる方は、一か八か挑戦するのも決して悪くない選択だと思います。

なお、鳥山さんも方法論として(このような使い方であってるのかな?)以前同じような趣旨の発言をしていらっしゃったので合わせて紹介しておきます。

王様を欲しがったカエル
マイノリティは献金せずに有効な政治活動が可能なのか?


【2月5日更新】

日本ユニセフの署名受付が終了しました。

日本ユニセフによれば、2009年1月13日までの署名受付終了時での総署名数は11万4,624筆だったとのことです。なおそれぞれの署名の提出先は以下の通りです。(以下抜粋)

子どもポルノに関する緊急要望書 第二次署名提出先(2009年1月13日)
●自由民主党政務調査会 保利 耕輔 会長
●公明党政務調査会 山口 那津男 会長
●民主党政策調査会 直嶋 正行 会長
●日本共産党政策委員会 小池 晃 委員長※
●社会民主党政策審議会 阿部 知子 会長
●国民新党政策審議会 自見 庄三郎 会長
※2009年1月15日提出


なお、子供の人権と表現の自由を考える会が行った各政党への公開質問状の回答を見ますと、日本共産党と国民新党は明確に反対を表明しており、また民主党では創作物への規制は検討中としながらも単純所持では冤罪の可能性を捨てきれないとして定義を明確にすることや取得することを違法とする等の独自の対案をつくっています。また社会民主党にも質問状を送付したとのことですが、回答は得られなかったとのことです。ただ、社会民主党党首である福島みずほ議員は自身のサイトで、与党案では子供を守ることができないとして反対を表明しており、同じく社会民主党の保坂展人議員子供を守れないばかりか憲法で保障されている内心の自由を侵害するものだとして、反対を表明しています。

福島みずほ議員
福島みずほのドキドキ日記
ポルノ単純所持の処罰は妥当か
児童ポルノについて

保坂展人議員
保坂展人のどこどこ日記
ニコニコ動画で「児童買春・ポルノ禁止法」を議論した

こうなると、唯一野党の中で創作物規制に対する態度がはっきりしていない民主党に注目が集まります。一部では与党に寝返ったんじゃないかという憶測も飛びかっているわけですが、そう判断するのは時期尚早なのかもしれません。というのも民主党の中で個人で創作物規制に反対している議員の方々が多数いらっしゃるからです。

松浦大悟議員
松浦大悟 公式ウェブサイト
有害サイト規制についての質問

吉田泉議員
吉田泉の国会だより
国会だより (2008年9月)
国会だより (2008年12月)

枝野幸男議員
えだの幸男 OFFICIAL HOMEPAGE
現在の取り組み

中村哲治議員
中村てつじの「日本再構築」
児童ポルノ法規制の改正について

鈴木寛議員
すずきかん 公式ホームページ

また、創作物規制は児童ポルノ法案の本来の保護法益を無視しているので反対という内容も含まれている名も無き市民の会の請願の紹介議員として、松浦大悟議員、中村哲治議員、鈴木寛議員、枝野幸男議員、現時点で4名の民主党の議員の方々(無所属では川田龍平議員も紹介議員になっています)がそれぞれ紹介議員になっていることも考えると、やはりこれは寝返ったというよりも党内で意見が一致していないと見るべきでしょう。今後は民主党内の意見を一致させるようこちらから働きかけることが重要になってくるのではないかと思います。

松浦大悟 公式ウェブサイト
児童買春・児童ポルノ処罰法改正検討チーム役員打ち合わせ

松浦議員のサイトによると、2009年2月4日に児童ポルノ法案改正の検討チームが今後の打ち合わせを行ったようです。創作物規制についての方向性も話し合ったかどうかは分かりませんが松浦大悟議員が創作物規制に賛成するとも思えません。そう考えると民主党も与党と同じと認識するより、味方になってくれるよう働きかけたほうが得策ではないかと思います。


【12月16日更新】

むすぶ つなぐ
善意と悪意

こちらの新聞記者によると、「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」以降、ユニセフの署名数が一気に増えたとのことです。ところで私たち規制反対派は、ユニセフやECPATをはじめとした規制推進派の間では「愛好者系」として認知されているようです。

主な反対署名サイトは続きをクリックして下さい。


続きを読む »
Rocketnews24
「児童ポルノ改正案」は非現実的? 性被害者の本音

この記事に対するスレが立っていました。

涙目ニュース速報@2ch掲示板 対馬守備隊
「児童ポルノ改正案」は非現実的? 性被害者の本音

なんというか、この記者はちゃんと勉強してこのような記事を書いたのでしょうか?だとしたら全くお話になりませんね。

こういう被害者が増えているのは児童買春・ポルノ法案が児童を保護しケアする本来の趣旨を逸脱しているのが原因なんですが、記者にはそれが分からないようです。本文はリンク先を見ていただくとして、最後に記者はこう締めくくっています。

>法案の度が行き過ぎては、かえって過剰に反応させてしまう恐れもあるため、日本における調整はまだまだ時間がかかりそうだ。こうならないためにも、業者には自主規制をしてもらいたいものだが……ビッグマーケットが成り立っている以上、難しい話だろう。

つまり業界が創作物の自主規制を更に促せば、国が動くことなくこういう被害者は後々少なくなっていくだろうという一般人が聞いてもビックリするような内容で締めくくっています。

いやーすごいですね。もし正気でこんなことを書いていたのだとしたらそれ絶対正気じゃないから(笑)

この記者は被害者を前面に押し出すことで事の重要性を主張しているようですが、だったら自主規制をすれば被害者の心も良くなるのでしょうか?

なわけありませんよね。ちゃんと被害者はケアをしなければいけません。

つまりいくら取り締まろうが被害者の心は決して良くならないんです。むしろほっておけば最悪の事態になってしまいかねません。

それと驚いたのが次の文章。

>ポルノと犯罪との関係は、まったくないとは言い難い。たとえ実写ではなく、イラストの児童ポルノであっても興味が促されて実際に犯行に及ぶケースもあるだろう。それにも関わらず、こうまでして守らなくてはならない「表現の自由」とはいったい何なのか考えてみて欲しい。はたして自分が被害にあったとしても、寛容でいられるかどうかを。ポルノの対象とされた子供たちが、どれだけのものを失っているのか想像できる柔軟さを持ちたいものだ。

おいおい!今自分がなにで飯を食っているのか分かっていないようですね(笑)じゃあ私もこう主張します。

ポルノと犯罪との関係は、まったくないということにも関わらず、環境犯罪誘引説という本音を被害者の声という主張で偽装し創作物の規制を促すという主張をするケースもあるだろう。それにも関わらず、こうまでして守らなくてはならない「表現の自由」とはいったい何なのか考えてみて欲しい。

同じこと言っちゃいました(笑)

要するにこの記者は表現の自由というものをなにも分かっていないということですね。

でももっと驚いたのがこれですね。

>一方では、漫画やアニメの制限になりうることから「言論や表現の自由」を規制するものだという意見や、これらを規制することで、さらなる虐待が増加するとの意見から反対する声もある(参考:子どもの人権と表現の自由を考える会)。

これらを規制することで、さらなる虐待が増加するとの意見?そんなこと書いてありましたっけ?

では子どもの人権と表現の自由を考える会に行ってみましょう。

・・・

あれ?どこにもそんなこと書いてないぞ?

ああ、分かった。

つまりこの記者は自分が参考としたリンク先のサイトの内容も満足に把握できていなかったんですね。こりゃ駄目だね。

ということでこの記事は信用に値しない記事ということが分かりました。最近の記者のレベルは低くなりましたね。
奥村徹弁護士の見解
インターネットサイトで売春誘う少女急増/現行法の“想定外”

奥村先生が言及されているのはこの記事なのですが、この記事の後に国会答弁を引用されておりまして、その中に谷垣禎一の答弁があったのですが、内容を見てビックリ!の前にまずは瀬川政府参考人の答弁を。


○瀬川政府参考人 この出会い系サイトにおきます不正誘引でございますけれども、不正誘引のいわば問題とすべき点ということであります。

 これは大きく三つあろうかと思いますが、一つは、御質問にありましたように、当然、児童が児童買春その他の犯罪の被害者等、直接のきっかけとなるおそれはあるんだろうと思います。それから二つ目には、こういった不正誘引行為が公然と行われることによって、児童の性の商品化がどんどん助長される、そういう風潮が広がるということがあると考えられます。それから三つ目に、児童がこういったものを見たときに、これはみんながやっているんだからということで、それを見た児童も不正誘引行為をしてしまう、そういう児童の不正誘引行為を誘発をするということがあるんだろうと思います。

 こういったことから、児童一般や社会全体にとって大きな悪影響を与える極めて悪質な行為であるというふうに考えられます。

 したがいまして、この法律案は、インターネット異性紹介事業の利用に関して不正誘引はしてはならないという必要最小限度のルールを定めまして、行為者がだれであろうと、インターネットを利用する児童一般に有害で悪質な行為を禁止するというふうに考えているところでございます。

 これは、児童を含め、何人に対しましても、インターネット異性紹介事業の利用に起因する規範を確立し、児童の健全な育成を図ることができるものでありまして、何人に対しても不正誘引を禁止するということは、法の目的と何ら矛盾はないものと考えております。


でた!(笑)お得意のそういう行為が助長される風潮を防ぐ目的。社会的法益大切ですもんね(笑)

さて本題はここからです。


○達増委員 これは大臣に伺いたいんですけれども、女性の性、セクシュアリティーと言ってもいいんでしょうが、女性の性をめぐる法規制というのは、社会全体の利益を守るという目的から、その当該女性、なかんずく児童の性が最近問題になっていて、児童そのものの権利を守るということに、目的の力点が移ってきていると思うのです。

 例えば、売春防止法では、「目的」のところに、「この法律は、売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、」というふうに書いてあって、社会全体の法益ということについて強調している。ところが、児童買春、児童ポルノ禁止法の「目的」の方になりますと、「この法律は、児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性にかんがみ、」ということで、「児童の権利」というところにウエートが移っている。

 売春防止法よりもさらに古い刑法、明治四十年にできている刑法の体系で、第二十二章に「わいせつ、姦淫及び重婚の罪」ということで、わいせつ罪や強姦罪やそういう規定があるんですが、これは実は、偽証罪とか虚偽告訴の罪とか、そういう裁判制度全体をおかしくするような、社会全体に対する罪の次に置かれていて、この「わいせつ、姦淫及び重婚の罪」の章の次には、「賭博及び富くじに関する罪」とか「礼拝所及び墳墓に関する罪」とか、社会全体の利益を害するような罪の間に位置づけられていて、個人の法益を害する犯罪、第二十六章、殺人、以下の犯罪の前の方に来ているんですね。これは明治時代の発想だと思います。

 政府案の「目的」は、社会全体の法益を守るとか児童一般を守るとかいうふうにはっきりは書いていなくて、素直に読めば、やはり児童の権利を守るというところに力点があるように読めるので、目的がそうであるならば、その中身においても、児童に対する刑罰というのはなしにしてもいいんじゃないかと思うんですが、この点いかがでしょう。

    〔馳委員長代理退席、委員長着席〕

○谷垣国務大臣 達増委員が今指摘されましたように、いわゆる児童買春、児童ポルノ法、私も、直接の提案者にはなっておりませんが、与党でこの議論を始めましたときに、最初に加わって議論をしました。

 そのとき、いわゆる子供を対象にしたポルノのようなものは、もし、今委員がお挙げになったような、社会的法益といいますか、善良の性風俗を守るという観点から立法するならば、それは既に、刑法上の、わいせつ文書図画の所持、頒布を禁止するという条項があるわけですから、本来ならあれでいけるはずなんです。

 しかし、御承知のように、あの法案には、チャタレー事件の、わいせつとは何かという基準が四つほど掲げてあるわけですが、結局、社会通念の変化に伴って、現実には子供のいわばポルノ写真みたいなものもなかなか取り締まれなくなっていたという現状が一方にあり、他方で、子供の権利は、やはりこういうものを残された場合、子供が成長していくに従って、いつまでもそういうものが残っていたこと等のトラウマ、あるいは子供の性の商品化というのを防ぐには、なかなか今までの手法ではできない。

 そこで、子供の権利という側面に着目して、わいせつ文書図画ということになりますと、表現の自由とかなんとかという問題も一方で出てくるわけですし、社会通念との折り合いというものも必要だろうと思うんですが、

子供の権利というところから攻めてみようという発想であの法律は議論が始まったというふうに私は理解しております。

最後までそれでいったのかどうか、私は今明確にできませんが、多分そういう思想でできているんだろうと思うのです。


さすが谷垣禎一センセイ!センセイはつまり「有害情報を取り締まる為に子供の権利を利用しました」と仰っているわけですね!さすがにユニセフ議員連盟の会長だけのことはありますね。着眼点が違います。

そりゃ今でもこんな発言する議員がいるわけです。

公明党
通信事業者に対応要望
池坊さん ネットの有害情報で


>15日の衆院青少年問題特別委員会の参考人質疑で、公明党の池坊保子さんは、インターネット上の有害情報から子どもを守るための対策について質問した。

 この中で池坊さんは、子どもたちが携帯電話端末などを通じて、容易に有害情報に触れることができる現状に強い懸念を表明。さらに、違法な児童ポルノ画像がネットを使って広まることを防ぐため、通信事業者らの適切な対策が必要と強調した。

規制推進派が一番恐れているのは子供が被害にあうことではなく子供に有害な情報を見せることを恐れているんですね。だからいつまでたっても子供を保護できない法律ができることになります。

ちなみに実質女性だけをターゲットにしている売春防止法の成立に深く関わってきたのが、あの矯風会です。女性や子供の為とかいいながら過去はこんなことやってたんですね。

日本キリスト教婦人矯風会と廃娼運動

ホントは日本基督教婦人矯風会百年史を読んだほうが色々と理解(いや理解はできないなw)できることがあるんだけど、かなり重くて読むのがしんどいので(笑)見つけてきたリンク先のサイトも詳しいことが書いてあったので矯風会がどんなものか知るのにはいいんじゃないかと思います。

矯風会ってそもそもなに?っていうはじめての方はまずはこちらからお読み頂いたほうがいいでしょう。

日本基督教婦人矯風会とは?(1)
(文責・鳥山仁+ROSF)


とりあえず規制推進派に騙されている議員さん用に鳥山さんの文章を少しだけ引用させて頂きましょう。

>倫理観の押しつけが何故に駄目なのかに関しては、理解できない人間が多いと思われるので、詳細な解説を加えたいと思う。何故なら、今でも日本にはきちんとした倫理観さえ確立されれば素晴らしい社会が出来る、と本気で信じている単細胞が少なからず存在するからだ。

 倫理とは善悪(美醜)の規範を説いた価値体系である。質の高いものは善く、美しく、正しいものであり、質の低いものは悪く、醜く、誤っているという前提がなければ倫理は成り立たない。

 それでは、成分検査が可能な物質とは異なる、実体のない倫理という価値観は、一体何をもって妥当であるとすべきなのだろうか? その根拠は二つある。

 一つは「優れたもの(善いもの)は優れた人(善き人)にしか分からない」という考え方である。骨董の目利き、あるいは美食家がそうであるように、膨大な知識量や経験の持ち主、あるいは優れた頭脳の持ち主であれば、善いことや悪いことを、たちどころに判断することが出来るだろうという推測が、その背景に存在する。

 従って、全ての人間が善悪の規範を作れるわけではなく、優れた少数の人間(選民)が作った価値観を、多数の無知蒙昧な人間(衆愚)が模倣することで倫理が成立するはずだ、というのが前者の考える倫理観の在り方である。こうした価値体系(あるいは近しい価値体系)を唱えた思想家として、性悪論の荀子やルサンチマンを発見したニーチェなどが挙げられる。

 もう一つの考え方としては、「善悪の規範を判断する能力は、人間であれば誰にでも産まれながらに備わっているものである」という考え方である。たとえば、世の中の大多数の人間は殺人や窃盗を「悪い行いである」と判断することが出来る。同時に、そうした行いをしてしまった人間は、「道を外れた」存在(外道)であり、彼らを正しい方向に導くことで更正することが可能である、とも考えられる。

 従って、全ての人間が自然体になりさえすれば自動的に倫理が成立するはずだ、というのが後者の考える倫理観の在り方である。この倫理観の在り方を敷衍していけば、数多くの人々が自然体で「正しい」と思ったことが「正しい」事となる。こうした価値体系(あるいは近しい価値体系)を唱えた思想家として、性善説の孟子などが挙げられる。

 ご覧のように、二つの根拠は真っ向から対立するし、どちらにもそれなりの説得力があるように思われる。ところが、この二つの根拠を子細に眺めると、双方共に質(価値観)について語っているようで、実は量(人数の多少)についてしか語っていない事に気づかれるはずである。

 前者の選民的な考え方は、「価値観を作れる優れた人間は少数しか存在しない」という前提がなければ成立しない。つまり、少数≒質である。一方後者の考え方は、「人間は産まれた時から善悪を判断する能力が備わっているが、道を外れると悪いことをしてしまう」という前提がなければ成立しない。つまり、多数≒ 質である。

 以上のように、質の優劣(美醜、善悪)を語っているようで、実は量の多少しか語っていない思想をまとめて『質量転倒』=アトミズムと呼ぶ。アトムとはギリシャ語で分割不能を意味する単語であり、ここでは「質と量を分けて考えられない知恵遅れの思想」といったような意味で用いられる。

 アトミズムの信奉者は、数の多少が質の優劣や善悪に直結すると考える。たとえば、的中確率の高い推論(量)は優れている(質)、宝くじの当選などの低い確率をモノにできる人間(量)は運が良い(質)、賛同者が多い提案(量)は素晴らしい(質)、少数の人間しか理解できない難解な概念(量)は高尚である(質)、などがその典型であるが、旧来の倫理体系もその中に含まれる。アトミズムの信奉者は、質と量を分けて議論を展開させることを嫌悪する傾向がある。自分の信奉する(あるいは自らが打ち立てた)価値体系の前提が突き崩されてしまうからだ。

 旧来の倫理的な価値体系(を含むアトミックな理論全般)はすべからく質量転倒の問題に突き当たって破綻する。数が少ない人間が優れた価値体系を有しているとは限らないし、みんながそうだと思っているからといって、その判断が正しいとは限らないからだ。当たり前の話である。

 現代社会において倫理(を含むアトミックな理論全般)が軽視されるのは、道を誤った人間が増えたからでもなければ、衆愚が増えたからでもない。倫理(を含むアトミックな理論全般)の根拠が不適当でしかない為に、もはや馬鹿馬鹿しくて真面目に取り扱う必要性を誰も感じ無くなってしまっただけの話である。それは、反倫理的ともいえるニーチェの思想についても同様で、こんなことを本気で信じていると生きた化石扱いされるのが関の山だ。

 余談になるが、人権及びに性の問題を扱い始めると、必ず人権や性行動を倫理問題と勘違いするアフォが、賛成派、反対派を問わず多数現れて私を驚かせる。おそらく、未だに人権や性行為が倫理観と密接に結びついていると誤解されている、日本特有の社会環境によるものなのだろうが、正直言って勘弁して欲しい。人権は本質的に倫理、それも宗教的倫理とは対立する概念(反倫理ではない。念のため)だし、性行為は基本的にプライバシーの範疇に属する以上、人権として保護されるべき対象であり、同様の理由から倫理とは対立する(反倫理ではない。念のため)。

まあ、こんな当たり前のことをかみ砕いて説明しなければならない状況でなければ、児ポ法がらみで矯風会を母胎とするエクパット東京のような時代遅れの団体につけ込まれる隙は発生しなかったわけで、日本ではこの2つの概念に対する理解度が未だに低いということなのだろう。なお、こうした理解度の低さを日本文化独自の現象と捉え、他国と比較して劣位であると断定する論調に不快感を示す人間も存在するが、カソリックやイスラム教が強い諸外国でも同様の社会現象が発生しているので、これをジャパン・オリジナルとして扱うのには無理がある、という点も強調しておきたい。日本人が無宗教だという定説は嘘だね。単に宗教的儀式が統一されていないだけだ。
(強調部分は引用者)

しかし今の児童買春・ポルノ法案は禁酒思想の容器が別の容器に入れ替わっただけなのに、それに騙されている人はかわいそうですね。いや宗教とは元来こういうものかもしれませんね。

Запретная Зона
矯風会による純潔教育要望書
婚前セックル禁止じゃゴルァ

マッチポンプとか声明書の内容とかすごいですな。こんなのが警察と一緒に活動しているんだから世も末ですよホント。
読売新聞
〔スコープ〕 未成年狙う 一般サイトの闇
プロフやゲーム悪用 「規制なし」逆手に


女性を装ってメッセージを書き込み、女子中学生を誘い出す。目的はわいせつ行為。集団暴行やわいせつ目的誘拐の容疑など6件で立件された栗原市金成片馬合、コンビニ店員伊藤隆洋被告(26)ら2人は、少女を誘い出す手段に携帯電話のゲームサイトを使った。未成年者を狙うこの手の犯罪は、法規制された出会い系サイトから、「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイトやゲームサイトなど一般サイトへとすそのを広げている。今月から18歳未満の契約者はフィルタリング(選別)サービスが義務づけられたが、一層の自己規制も求められる。(奥林千尋)

 昨年12月4日。伊藤被告らは車で栗原市の路上で中学3年の女子生徒(当時15歳)に近づき声をかけた。「兄だけど代わりに迎えに来た」。女子生徒は、携帯電話のゲームサイトで知り合ったエリカ(仮名)と名乗る「19歳の女性」と待ち合わせていた。伊藤被告らは、エリカの兄と称して接触した。

 女子生徒がエリカと知り合ったのは、会員同士が交流できる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」機能付きのゲームサイト。自分の分身をネット上に作り、会員と対戦ゲームをし感想を掲示板に書き込み交流する。

 サイトのエリカは「最近免許取ったばかりだから出かけたいな」と誘った。女子生徒は、待ち合わせ場所で、兄という男の出迎えに戸惑ったが、車でもエリカから「いまどこ?」とメールが届き信じてしまった。車が着いたのは人気のないホテルの駐車場。女子生徒は、すきを見て逃げ出した。

 伊藤被告らは、サイトで女性を装って少女に接近し、「自宅から近い子を選んでいた」と供述している。

 県警によると、ネットを通じて知り合い、事件に巻き込まれた未成年者は昨年1年間で計52人。出会い系サイトを通じた被害は13人(昨年比26人減)と減ったが、SNS機能付きサイトやプロフなどの自己紹介サイトは39人(同17人増)と倍増した。

 出会い系サイトは18歳未満の利用が禁止され、昨年12月の改正法で、業者の公安委員会への届け出も義務化された。一方、SNS機能付きゲームサイトは自主規制にまかされている。約1300万人が登録する大手は、メールアドレスや電話番号の交換を禁止し、メッセージのやり取りも18歳未満を制限しているが、栗原市の女子生徒が被害に遭ったサイトは規制がなかった。運営会社も「注意喚起や監視には力を入れている。未然に防止できているはずだ」と話すのみ。県警幹部は「規制強化で出会い系サイトから、ゲームサイトやプロフに移行している」と警鐘を鳴らす。

 今月から有害サイト規制法が施行され、18歳未満の携帯電話の契約者にフィルタリングサービス加入が原則義務づけられた。しかし、被害のあったゲームサイトは有害サイトを選別する業界の第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」に認定されており、このサービスを使ってもサイトが利用できる。

 全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「認定サイトだから絶対安心とは言えない。家庭や学校教育の場で携帯電話の使い方について話し合うことが重要」としている。
(2009年4月9日 読売新聞)

情報源は奥村徹弁護士の見解から。

出会い系サイトの規制を実行してなにが防げたのかと言うと、実際はなにも防げていないことがよく分かりますね。変わりに無くしてしまったものは人と人との出会いの場でした。

こういうことを理由にしていくとどんなことでも規制の対象にすることができます。規制に終わりはありません。変わりに自由はどんどん制限されていくわけです。

そろそろ「臭いものに蓋をする」政策から「臭いものと上手に付き合っていく」政策の転換期にきているのではないでしょうか?

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
<アフィリエイト広告>代理店社長立件へ 神奈川県警

>日本中のあらゆるところで国民に国民を監視させ犯罪を防止しようとする、そのために、幇助犯規定をフル活用しいろいろな人々を威嚇して犯罪防止に協力させる、というのが、警察お得意の手法で、本件もその一環ということが言えそうです。

インターネットホットラインのことですね(笑)

>この種の広告仲介に当たり、代理店による審査は行われるはずですが、どこまで審査できるかという問題、限界がある上、審査後の当該サイトの内容変化(例えば、当初は、子供の成長を見守るほのぼのとした地域サイトであったものが、その後、児童ポルノサイトに変貌してしまったなど)をどこまでフォローできるかという問題もあるでしょう。そういった問題は、幇助犯としての故意にも影響してくることになります。上記の記事にある事件でも、「別に開設した適法サイトを装い広告主と契約していた。」とあって、だまされた上で幇助犯に問われる、ということではたまらない、と思う人も少なくないように思います。

上記と少し違いますが、こういうのを見ると画ちゃんねる掲示板の管理人が逮捕されたときに警察に「管理できないことをやっていることがおかしい」と言われていたのを思い出します。しかしこの理論でいくと車は作ってはいけないことになってしまいますね。おかしな話だと思います。


e-politics
意見まとめ

e-politicsの管理人の元政治学徒氏が、あるところから参考にした書き込みのまとめです。ぜひ読んでみて下さい。
ITmedia News
[WSJ] 違法DLでネット切断の仏「スリーストライク法案」、予想外の否決

推進派議員の怠慢(笑)によって本法案は否決されたようです。ただ、数週間以内に再票決を行うようなので、推進派議員が過半数を占める状況では可決される見通しだろうということです。残念。

しかし本当にこの法案は無茶苦茶です。どうやら音楽業界、映画業界の人達は作るだけで文化を築き上げることが出来ると勘違いしているようですね。いや問題はそこよりも3回違反するとネットを切断させられるという部分ですか。人権よりも文化が大事ですか。児童ポルノ法案とは正反対の見解ですね。

アップル「iTunes Store」のDRMフリー楽曲販売、何カ国が実施しているのかチェックした

兎園氏のつぶやきで知ったのですが、音楽配信サービスを実施している22カ国の中でDRMフリー楽曲販売を実施していない国は日本だけだという調査が明らかになりました。

この調査結果はなんというか日本の体質(官僚とかケイ○○レンとか)にも大きく関係あるんじゃないかなという気がします。DRM回避も日本では違法ですしね。

もうね。色々根本的に体質を変えないと無理だと思うんですよ。このままではユーザー離れが加速するだけだと思います。

正々堂々blog
民主党文部科学部門会議、権利者団体爆発の巻!!

「ダウンロード違法化」について、レコード協会幹部の方からヒアリング。

・携帯電話での違法ダウンロード4億700万曲

・ファイル交換ソフトによる違法ダウンロード5億300万曲

・政府の知財戦略本部が推進している「利用の促進」より「権利の保護」が先

・保護期間の延長は世界の潮流、先進国で保護期間が死後50年なのは日本とカナダだけ

・「日本版フェアユース規定」創設は倒錯した議論

等々、「このままでは日本の文化が危機に陥ります」 だから、「ダウンロード違法化」なのです。

との、主張爆発でした。


DRMフリー配信は世界の潮流じゃないのか(笑)

権利者団体はこのような理由でダウンロード違法化を進めるんだとしたら補償金制度をなくすべきだと思いますよ?補償金制度を維持したいのならダウンロード違法化をやめるべきです。じゃないと整合性がとれません。権利者団体は補償金の意味をもっとよく考えてもらいたいですね。

FDP fürchtet Internet-Zensur wegen Kinderpornografie

児童ポルノ関連ですが、こちらも兎園氏のつぶやきからです。ドイツのFDPが児童ポルノのブロッキングに対しての懸念を表明しています。

このあたりや、このあたりなんかを読んでみると、こういう声明が発表されるのも納得できますね。規制推進派はカナダの法律あたりを自分達なりに捏造したものを殊更に世界の常識のように振舞っているからこまったものです。

【関連サイト】
崎山伸夫のBlog
ドイツの児童ポルノ禁止強化の中身が実際のところよく分からないなぁ
「ホットライン運用ガイドライン改訂案」に関する意見募集の結果及びホットライン運用ガイドラインの改訂について

規制反対派にとってはお馴染みのインターネットホットラインなんですが、違法情報、有害情報の部分についてのガイドラインの改訂案に対して平成21年2月9日(月)から3月1日(日)の間パブコメをかけていたようでして、このパブコメに関して寄せられた意見というのがたった4件でした。

そのうちのひとつにMIAUが送ったパブコメが含まれていまして、それが採用されたようです。

MiAU
「ホットライン運用ガイドライン」に対するパブリックコメントの結果について

ひょっとするとインターネットユーザー代表の団体として認識されていたから採用されたのかもしれません。しかしこれはきちんと意見を書けば数ではなく中身が大切だということが証明された瞬間かもしれませんね。どちらにしてもMiAUの意見が採用されたことは非常に喜ばしいことだと思います。

ところで「意見募集に寄せられたご意見及びこれに対するホットライン運用ガイドライン検討協議会の考え方について」(PDF注意)を読んでいたら少し疑問に思うところがあったのでご紹介します。

第2 今回の改訂部分以外の、ガイドラインに関する意見
【意見及び意見に対する考え方】


寄せられた意見No1についてのホットライン側の返答(以下引用)

違法情報以外について、一切対応の対象とすべきでないとのご意見ですが、ガイドラインは、違法情報以外で対象となる「公序良俗に反する情報」を、①情報自体から違法行為を直接的・明示的に請負・仲介・誘引等する情報、②違法情報該当性が明らかであると判断することは困難であるが、その疑いが相当程度認められる情報、③人を自殺に勧誘・誘引する情報、の3類型に限定しております。

これらの情報については、ホットラインセンターが自主的対応を促す対象とすることについては、一般のご理解を得られていると考えております。

自主的対応を促す(強制ではない)ことを理由に違法情報以外で対象となる①②③をガイドラインに定めているということは、以前騒ぎになった偶像のアニメやマンガ等の児童に見える性的描写をガイドラインに含めてもOKということになってしまうのではないでしょうか?すなわちホットラインははじめから法律で規制されている違法情報だけでなく自分達にとっての違法情報(あえて違法と書く)を規制するために存在しているとしか解釈できないということです。

ってこれは以前から指摘されていることなので今さらなんですが今回の返答で更にその疑いは強まりましたね。非常に残念なことです。

ちなみに今回のパブコメ私がチェックを怠ったせいでパブコメを書き損ねました。申し訳ないです。送って頂いた皆様ごくろうさまでした。


「男女間における暴力に関する調査」<概要版>(PDF注意)

奥村弁護士の見解から知ったんですけど、被害にあってる方々のほとんどがまわりに相談していないことが調査から明らかになっていますね。今後は相談する状況をどう作り出すことができるかが焦点となってきそうです。

あと興味深かったのが、これまでに配偶者から何らかの被害を受けたことのある人が精神的苦痛を訴えることがあったのかというアンケートで、これまでにまったくないと答えてる男女がいずれの調査も50%を超えているという事実です。

これは規制推進派の被害にあった方々全員が一生傷つくという事実から大きくかけ離れていることを意味します。やはり規制推進派はここでも嘘を言っていたことになります。

あと最後の「男女間における暴力を防止するために必要なこと」の質問で「暴力を助長するおそれのある情報(雑誌、コンピューターソフトなど)を取り締まる」と答えている人が男女ともに40%以上いらっしゃることについてなんですけど、みんなそんなに他のせいにしたいのですか?そうやって本人を信じたい気持ちは分かりますけど、それだったらまず病気かどうかを疑ったほうがいいと思いますよ。知らないうちに信仰していたりするのですから。

【関連サイト】
奥村徹弁護士の見解
レイプ被害「小学生の時」12%


森田氏を告発する会の立ち上げのお知らせ
なんかこんなの見つけました。興味のある方はどうぞ。しかしひどい話ですな。


※あ、信仰じゃなくて進行でした。
先日書いたエントリーなんですけど水無月氏がブログにて取り上げて下さいました。どうもありがとうございます。

表現規制について少しだけ考えてみる(仮)
両氏の見解はどちらも納得できる…

さて、私の書いたエントリーに対して大変ご立腹な方がいらっしゃるので少しだけ補足します。

まずあのエントリーですが、あれは私の思惑ではなく、私が見てきた業界の中での事実の何パターンかの一つに当てはめてシミュレートさせて頂いたものです。従ってあのエントリーは私の思惑とは関係ありません。その証拠に私は自分でシミュレートしたDAE-HYON氏に対して苦言を申しております。

そもそも私が消費者そっちのけで「目に見える範囲だけ」で業界の利益「だけ」を優先して考えているなら、児童ポルノ法案やダウンロード違法化に反対なんかしておりません。

私を攻撃することで憂さ晴らしができるならいくらでもやって頂いてけっこうですが、そこからどうしますか?攻撃していても問題は解決しないのです。

業界には少なからずDAE-HYON氏のような人物が企業或いは製作者若しくは販売業者として存在することは「事実」なんです。その「事実」を踏まえて「行動」しないと最善策を見つけることなんてできませんよ?

これはね、「見解」とか「正論」なんかではなく「事実」なんです。だからその「事実」に反論「だけ」していてもしょうがないんですよ。「事実」を踏まえた上でどのように「行動」するか。このことを頭に入れておくだけで、反対活動の中身はかなり変わってくると思います。

(正直自分が出来ていないことを言うことはものすごく辛いことなんだけど、現実を見てもらうために書きました。なにか得るものがあったなら幸いです)
正々堂々blog
文部科学部門会議 開催!!

相変わらずというか文化庁は大丈夫の一点張りですね。問題はそこじゃないんだけどなあ。どうでもいいけど、ヤフーオークションとか中古業者はいいんでしょうか?収入がないと言う意味では同じだと思うのですけど・・・

川内議員の質問内容はこちら

質問答弁経過情報
著作権法の一部を改正する法律案に関する質問主意書

これに対する返事はこちら

衆議院議員川内博史君提出著作権法の一部を改正する法律案に関する質問に対する答弁書

しかしアレだね、キャッシュもキャッシュの移動も問題ないのならそのキャッシュに簡単に移動できるフリーソフトが出てくるんじゃないかと思ったりするのですが・・・ 所詮はイタチごっこになってしまうような気がします。そんでもって罪に気づかない(知らない)人々がたとえ以前にでも今日にでも著作物を購入していたとしてもダウンロードすれば違法者ということになってしまうのですね。つまりこれはダウンロード違法化の制度の仕組みを理解している者勝ちということですね。

前途は多難だけれど本当に川内議員にはがんばってほしいですね。あと高山智司議員もこの制度に反対していたなんて知りませんでしたよ。ほんとに両議院にはがんばって頂きたいですね。

【関連サイト】
無名の一知財政策ウォッチャーの独言
番外その16:ダウンロード違法化問題に関する民主党・川内博史議員の質問主意書と政府の答弁書の転載


知財本部の基本方針が決まりました。
TV番組などネット配信しやすく 知財本部が基本方針


楠氏のコラムです。
雑種路線でいこう
青少年とか健全って何?

>法律で青少年の定義って何だっけと政府関係者に聞いたところ、一般に政府による青少年政策の対象は30歳までを指すと教えてくれた。

ですって。青少年の定義って広いんですね。ところで規制推進派団体っていうのはこのあたりの言葉をうまく使ってますよね。さすが偽善は違いますね(笑)
とても興味深い記事がありました。

表現規制について少しだけ考えてみる(仮)
企業に危機感を持ってもらうにはどうすればいいのか?

ゲームラボ内のコラムで、DAE-HYON氏というアダルトゲームのプロデューサーさんが児ポ法や二次元規制について話されていたようで、そのインタビューの中で氏は、

「今後規制が厳しくなっても、また暖かくなる時期が必ず来る。 それまでは耐え忍んでいきたい。
 規制強化は同じようなタイトルばかりで行き詰まっているエロゲー業界を 企画面で必死にさせるいい刺激薬になるかもしれない
 規制が業界としてチャンスだと思っている筆者は、少数派ではないはずだ。」

と語ったそうです。

私は、このゲームラボのコラムを読んでいないので実際の内容は分かりません。あとで読もうと思っていますが、読んだあとと感想は違うのかもしれません。だからここから先は憶測の域を出ないので話半分で聞いてください。

まず氏の「今後規制が厳しくなっても、また暖かくなる時期が必ず来る。」という発言ですが、内容がどうとでも取れる発言で、この時点で判断するには情報が少なすぎるので先に進みましょう。

次に氏は「規制強化は同じようなタイトルばかりで行き詰まっているエロゲー業界を 企画面で必死にさせるいい刺激薬になるかもしれない」と述べています。ここまでを読んで氏が仰りたいことが分かりましたね。つまり「また暖かくなる時期が必ず来る理由として規制強化で必死になったエロゲーメーカーが質の高い作品を世に送り出すことが可能になる為」を理由として挙げられているわけです。

じゃあ本当にそんなことが可能なのかということですが、氏が次に挙げる理由を軸として考えている場合、可能になるのかもしれません。それは、

今の業界の衰退は作品の供給過多によるものである。

というものです。

今ある問題として作品を作る(世に出す)敷居が低いことが理由のひとつとして挙げられます。敷居が低ければ量より質で勝負するメーカーよりも質より量で勝負するメーカーが出てきます。ただこれで業界の新規のユーザーまで一緒に増えてくれればなにも問題はないわけですが、現実はそう甘くはありません。或いはユーザーを増やす努力をしていないメーカーも存在することでしょう。その結果どうなるのかというと、「供給が需要を上回る」状態になります。

こうなってきますと、限りある需要者の奪い合いに発展していきます。そしてその結果「量より質」よりも「質より量」のほうが有利になってきます。

「量より質」というのは立派な精神だとは思います。ですが、質(作品)を追求(製作)している期間中は基本的に利益が発生しません。その間「質より量」を追求しているメーカーは利益が発生していることになります。【補足】(基本的に利益が発生しないというのは新作の利益が発生しないということです。旧作があればちゃんと利益は発生しています。厳密には作品以外の利益もあったりするのだけれど、本趣旨にあまり関係がないので、ここでは省きます。)

需要者が有限なので量より質のメーカーは焦ります。そして、「もし売れなかったらどうしよう」ということを考えます。そしてある程度老舗で大きなメーカーは「保険」を求めます。小さなメーカーは体力がないので博打を打ちます。(博打と言うと失礼かもしれませんが)

大きなメーカーは保険として質より量の作品を制作します。(もちろんこれは保険の一例です)小さなメーカーは、売れれば「量より質」を追求し、売れなければ「質より量」を考え始めます(もちろんその前に倒産してしまう可能性あり)

その結果、市場が「質より量」を加速させてしまうことになり、同じようなタイトルの乱立が起こってしまい、業界の衰退に繋がることになります。

これでDAE-HYON氏の本音は分かりましたね?

つまり規制によって敷居を高くすることで「質より量」の作品の乱立を防ぎ、「量より質」の作品を世に送り出すことで、業界の危機を防ごうということなんです。

またこうすることにより、限りある需要者の利益を嫌な言い方ですがある程度確保することができます。敷居を高くすれば新規メーカーが軽い気持ちで参入することもできなくなるでしょうから。

あとこれはたぶんですが、氏が想定している業界の範囲はエロゲー業界に留まらず、同人業界も含まれていると思います。

エロゲー業界の企業が「質より量」向きの作品を作るのは別にエロゲー業界じゃなくても良いのです。エロゲー業界より敷居が更に低い同人業界を選択すればいいのです。同人業界の規模が以前より見違えるほど大きくなった今の状態はエロゲー業界にとっての脅威となっています。倫理基準も基本的に存在しない同人業界はエロゲー業界で日の目を見ない企業にとっては名声を挙げるチャンスであり、また利益を確保する重要な場所でもあります。

氏がたぶん問題にしているのはここで、エロゲー業界が同人業界に参入することにより、作品の質がエロゲー業界とそう変わらなくなり、差が出るのはソフトの値段の違いだけだということになってしまい、結果的にエロゲー業界のブランドの価値が下がってしまうことになるのが原因だと思っているのだと思います。で、需要者は同じクオリティなら値段の安いほうを選ぶに決まってますから、あとは同じように業界の衰退を招くことになっているということです。


でもね。私は氏の考えてることは間違っているとは全面的には言えないけれど、やっぱり間違っているんじゃないかと思うのですよ。

たぶんね、エロゲー業界が衰退しているのはそこじゃない。エロを作り出すことができないのが問題なんじゃないかと思っています。

簡単に言うと「萌え」ゲームが乱立しているのが問題なんじゃないかと。いや萌えでもいいんです。でも「エロ」がない。エロがなければね、一般ゲームをやっているのと変わらないんです。

メディアミックスも原因のひとつなんじゃないかと思っていたりするんです。別に悪くないんだけど、予め想定して作っているとどうしても表現を抑えがちになってしまいます。

今の購入者っていうのはおそらくあらゆる一般メディアの購入者がかなりの数を占めているんだと思っています。エロゲーだけの購入者ってあまりいないんですよね。それはやはりメーカーが方針転換を図ったのか、若しくは中の人が昔と違うのか。

もしこれが原因だったとしたらもうお分かりかと思いますが、規制の強化をしたところで意味がないんです。むしろ業界は縮小の一途を辿ります。

DAE-HYON氏が誰だか分かりませんけど、もう少し現状を把握したほうがいいんじゃないかなーと軽く思ったりします。まあ一人で言ってる分には別にいいんですけどね。規制推進派に賛同していれば別ですが・・・

売れない原因はもっと突き詰めると色々説明することができるんですけど、今日はこの辺にしておきます。説明するの大変なので(笑)

最後に、

鳥山氏の行った「リバーススープレックス作戦」とは?

>少なくとも創作物所持禁止の動きがあるということは、ユーザーに伝えるべきだと思います。
それが、売る側の責任ではないでしょうか?。
話しは単なる出版規制ではないんですから……。

水無月氏に限らず色々な方から度々出てくる売る側の責任という言葉ですが、これはね、少し注意したほうがいいです。

というのも売る側の責任というのは「自らの作品を守る為」にあるのではなく「自らの作品を世に送り出すリスクの責任をとる為」にあるからです。だから自主規制団体があるのですよ。そこで事前に審査した作品を世に送り出すことが「売る側が責任を取っている事」になるんです。

だからただ単に「売る側が責任を取れ」と言及しても「ちゃんと審査してるよ」ってことになり、或いは「このような作品を世に送り出したことに対して責任を取ります」と言って、回収したり新たな自主規制団体を作ったりしてしまう流れになります。

そこで「ちゃんと審査を通しているのになんで非難を受けなければならないんだ」っていう流れになってくれると嬉しいのですけど、現実はみんなそうじゃないからねぇ。ってことでまあ発言には気をつけてねということで。


そうそう、同人業界に規制の危機を訴えることは決して無駄ではないと思います。効果があるかと言われるとなんともアレなんですけど、やらないよりマシかなと。なんてったって同人業界はモロに影響うけますからね。パロディという意味で。


(私が語ったエロゲー業界のことなんですけど、全ての企業がこれにあてはまるということではないですからね。全てこの通りに動いている。俺の言うことに間違いはないとか断定するのは社会学のみなさんだけでおなかいっぱいです。実際には個々の人間の意志が働きますのでそんな簡単に型には当てはまりません。エラい人にはそれが分からんのですw)
どうもお久しぶりです。

なかなか更新できず、又このサイトの意義すら危うくなってきてるわけですが、なんとか生きております。

さて児ポ法ですが、あまり状況は芳しくないようです。


チラシの裏(3周目)
この国の議員はどこをみてるんでしょうね

ここのレポートのようですね。

全文はりずさんのサイトを見て頂くとして、

>あと今の状況だが、自分が聞いた話では
4月2日の自民党のPTでは、自分達の案をそのまま審議すると言う再確認を行ったらしい。

法務委員長の山本幸三は人権擁護法案推進派で選対委員長の古賀誠から
選挙での自民党の公認がとれなかったらしいので次回の選挙はかなりヤバいらしいと聞いた。
日本ユニセフ協会票の確保するために必死らしい。

審議にかけられるとすれば閣法が片付いて議員立法に入る今月中らしい。
しかし優先順位はかなり下なのでどのタイミングでだされるのかは不明。
あと与党公明党案か民主党案になるのか、解散で廃案になるのか、
現時点では不明。
下手すれば今月中でも速効で決まってしまう可能性あり。

優先順位はかなり下というのがなんとも悲しいものがありますね。いや法案改正される懸念とは別としてね。

しかしこれで与党案なんてことになったらもっと最悪ですね。いや一番最悪なのは与党案と民主案の悪いとこ取りですかね。

>「ストリートチルドレンは貧しさのために衣服を着ていないことが多いが、彼らを撮影した写真も児童ポルノとして摘発の対象になるのかといった相談が現実に増えている」

「どこから」相談しているのか気になりますよね(笑) まあそれはおいといてこれも摘発の対象でしょう。ただし現行法でなら性欲を興奮させ又は刺激するものに限られますけど。ていってもこの要件はあまり意味ないんですけどね。

>携帯電話のフィルタリングの件だが、
現在、社会民主党の公式ウェブサイトは流石に排除の対象から外された模様。
ただし、保坂展人氏の個人のウェブサイトは今でも全く表示されない。

な、なんだって!

でも問題点から察するにこれはホワイトリスト方式なんじゃないかと。それでも問題なことに変わりはありませんけどね。

>二つ目の質問は「児ポ禁法の改定を防ぐために、一介の支援者は何をすべきか」。
これには政治家の立場から保坂氏が回答した。
保坂氏によれば、代議士に電子メールやファックスを送るのは効果が薄いらしい。
それよりも、作家やジャーナリストに訴えて記事を発信してもらったり、
今日のように大きな集会を開催したりすることの方が意義があると語っていた。

うーむ。なんというか非常に難しいような気がするけどねぇ。

作家と言ってもメディアに露出している人間じゃないと意味ないでしょうし(この場合の露出とは作家が本職で露出するという意味ではなく副業レベルでメディアに露出するという意味です。たとえて言うなら作家ではないけれど行列のできる法律相談所の番組内の専属弁護士のような形ですね)、ジャーナリストの線も厳しいのではないのですかね。

仮にジャーナリストや作家を味方にできたとしても青少年ネット規制法の時のようなMIAUレベルでの騒ぎを起こさせないとまず難しいのではないかなあと思うのですが・・・

結局のところ国会議員によってなんでも決まってしまうので、票を集めやすくするとか、選挙の時に業界に所属していた経歴を持つ議員さんや味方になってくれる議員をより多く当選させる方法を模索するとかそっちのほうがはるかに現実的なような気もしますけど。

>保坂議員の話でこの法案に関してほとんどの議員は関心は無いので、賛成している人が多いらしいとの事。

これだったら、法律がおかしいことや、児童が守られていないことや、一般市民が危険に晒されることを主張するよりも、賛成することによって個々の国会議員の票が集まりにくくなることや、議員生命の危機があることを主張すればいいんじゃないでしょうかね(笑)

けどなかなか事はそう簡単にはいかないもので、さてさてどうしたものやらと、なにより現状身動きが取れない私は一体どうしたら良いものかと思ってしまうのでございます(^^;

そうそう作家で思い出したのですけれど、村上恒一氏が児童ポルノ法案に反対を表明しているなんて今の今まで全く知りませんでした。今まで知らなかったなんてお恥ずかしい限りですね(私のことね)。

私的だけど、あんな低価格で作品を製作、販売しているのは素直に感嘆すると同時にうまいなと思いましたね。苦労も絶えないと思いますけどほんとにがんばって欲しいものです。

現代視覚文化研究 vol.3

こちらの雑誌で語っていらっしゃいます。ちなみに本文はアニメーションのインタビューです。

又村上氏自身のサイトでも語っていらっしゃいます。

アニメアンテナ製作日記

児童ポルノ禁止法の事その1by村上
児童ポルノ禁止法の事その2by村上
児童ポルノ禁止法の事・その3by村上
児童ポルノ禁止法の事・その4by村上
児童ポルノ禁止法の事・その5by村上
児童ポルノ禁止法の事・その6by村上
児童ポルノ禁止法強化の悪疫by村上
「児童ポルノ禁止法」からの滅びの足音by村上


王様を欲しがったカエル

現在、鳥山さんのブログでは児童ポルノ法案の問題点の再整理が行われております。この解釈で間違っているなら遠慮なく指摘して下さいとの事です。ご協力よろしくお願いします。

4月6日までのエントリー

児ポ法再整理(1)
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又、児童ポルノ法案の問題点を改めてチェックしたいひとや、どこが問題なのかいまいち理解できていない方にもおすすめです。
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Author:mudan
元販売業のはず。なんの知識もなかったはずだが、なぜか店長をまかされるにまで至る。

とある事情があって業界から引退したはずだったが、本業とは別にその後もこっそりと知人の事業に関わったりしているようだ。

最近は冷却期間をおいたこともあって、また業界に返り咲こうと画策している。

野球が好き。

座右の銘は ”思い立ったが吉日”


どうも個人的なサイトではなくなってきたような気がするので、責任感を持たせる為にプロフィールを今までよりも少しだけ情報公開してみました。

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