テレビアニメに関わる表現の自由・規制・犯罪についてのノート

2008–03–11 (Tue) 05:33

 『機動戦艦ナデシコ』(1996)などで知られる佐藤竜雄の監督最新作であるテレビアニメ『シゴフミ』の第3話における表現の一部が修正あるいは自主規制されるらしいとの一報をわたしが受けたのはほんの数日前のことであった。 当初は聞き流しておこうと思ったのであるが、テレビ放送における産業的芸術作品の表現の自由やメディア論のいくつかの公準、芸術作品と犯罪行動の因果関係についての考えを確認しておきたい衝動に駆...
テレビアニメに関わる表現の自由・規制・犯罪についてのノート



テレビアニメの規制や表現の自由などの観点で、するどいツッコミをなさっています。現状のテレビアニメなどの過度な規制に対する具体的な対抗策を演じられないアニメ業界にも危惧されているようです。

後半に表現の自由のお話が出てくるのですが、実に的を得ています。詳しくはリンク先を見ていただくとして、規制と言う概念も、政治的、経済的、法的、社会的諸関係と見ることができるので、そもそも規制で表現の自由を止められることはできないのです。つまり表現の自由を止めたいのであれば、自由の定義を細かく決めることこそがもとめられるのではないでしょうか?(と解釈しています)
表現の自由には責任を伴うというのはまさにそこで、他人が勝手にきめられるものではないと考えます。

まあしかし国家主導の規制自体が別の観点でもう矛盾してますけどね。日本国憲法は言うまでもなく立憲主義の下で生まれています。国家はいつでも国民を支配できる力をもっています。その国家を監視(抑制)するために憲法ができるのです。つまり今行われている単純所持やダウンロード違法化、インターネットの規制などはすべて憲法違反だということです。形だけの憲法ならばその存在価値はないに等しいでしょう。何度もいってますが、これらの法案が一つでも通れば日本もめでたく中国共産党主義国家です。規制推進派が否定しようがそれはずっとついてまわることでしょう。

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